今日も実家。オバマ大統領被爆地・広島を訪問。 舛添知事 新疑惑も。

◆母と一緒に親戚の告別式参列。

<今日のニュース>
アメリカのオバマ大統領は27日、現職の大統領として初めて被爆地・広島を訪問した。平和公園で原爆慰霊碑に献花したあと、被爆者の人たちを前に「われわれは核兵器のない世界を追い求めなければならない」と述べ、核兵器の廃絶に向けて取り組む決意を表明した。平和公園でのオバマ大統領のスピーチ。原爆投下についての破壊性を語り、広島に訪問した理由について、考えを巡らすため、また死者を悼みに来たのだと話す。「歴史というのは、戦争で罪のない人々が苦しむということが続いてきた。これは征服のための本能であった。戦争で亡くなった者達は、我々と何も変わらない普通の人間であった。きのこ雲の映像の中に人間の矛盾を思い起こさせた。科学の発達は世の中を便利にするが、殺戮の兵器にもなりうる。人間の制度が革新されなければ同じことが繰り返される。広島の8月6日は被爆地としてでなく、道義的な目覚めとして捉えるべきであり、国や指導者の選択の際には、広島の過去に立ち返る必要がある。」「すべてのテロ行為など世界中で見られる悪の行為は、我々の仕事が終わっていないことを示す。自らを防衛する手段を持つことが必要だが、核のない世界を実現するためには勇気が必要。戦争自体への考え方を変え、外交的な手段で解決しなければならない。もう一度国際的な繋がりを考え、人類の繋がりを考えなければならない。人類の一員として我々は子どもたちに悲劇とは異なるストーリーを伝えることができる。全ての人間には平等があり、権利が与えられる。幸せを追及する権利がある。これは難しいが、努力をする価値がある。全ての生命が大事で、我々は人類という家族の一員なのだ。」
 大統領は午後5時過ぎ広島・平和公園を訪れ、原爆資料館を視察し、禎子さんの折り鶴に関心を寄せ、核兵器のない勇気を見つけましょうなどと記帳し、自ら折った折り鶴を記帳の横へ置くなどした。その後、慰霊碑に献花し、スピーチ、生きる証人としての「ヒバクシャ」の声が聞けなくなる日がくるだろうが風化させてはいけないなどと語り、核兵器のない世界の実現を訴えた。安倍総理も実現に向け日米協力を訴えた。ワシントンポストなど米メディアも歴史的訪問を伝えた。大統領は約48分の滞在を終え、夜日本を発った。
◆続々 舛添知事 新疑惑も… 「1日も早く」連発も 説明せず
 政治資金流用疑惑が続出している東京都の舛添要一知事。三度目の釈明会見は、調査を依頼した第三者委員会の進捗状況や新たに浮上した疑惑について質問が集中したが、舛添知事は「一日も早く調査結果を出したい」と繰り返すのみで具体的な説明はしなかった。政治資金に関して疑惑の渦中にある舛添都知事は「第三者に調査を任せる」を繰り返すだけで疑惑に対しては何も答えなかった。そして一昨日、舛添都知事は元検事の弁護士2人を選任したと発表。しかし、2人の名前については公表しなかった。そんな中、今日の会見では調査は始まったばかりだとして調査期間について「1日も早く」を繰り返すのみで具体的な時期について明言しなかった。また、視察の約7割が美術関係だった事に関しては「オリンピック・パラリンピックの文化プログラムなど大きな目的のために行なっている」と話し、改めて問題はないとしている。
 舛添都知事の自宅近くの古書店・店主は「世間の目はそんなに甘くないというのを認識してもらいたい」と話した。「徳洲会」側から5000万円を受け取った問題で辞任した猪瀬直樹都知事(当時)に、問題を追求した長橋桂一都議は舛添都知事の会見について「厳しく追求していきたい。進退については都議会での質問を受けてどう判断するか見守っていきたい」とコメント。
・舛添都知事、公用車で年間38回“美術館めぐり”で新疑惑(週刊文春 2016年6月2日号掲載)。
 取材班は情報公開請求によって、舛添要一都知事(67)の「知事週間日程予定表」を入手した。この日程表には舛添知事の2015年4月から2016年5月にかけての活動予定が記録されているが、それによると舛添氏はこの1年間で38回にわたって、根津美術館国立西洋美術館などで開催されている美術展を“視察”していることが明らかになった。「このうち東京都が協賛などの形で関わっているものは、ほとんどゼロです。これでは“視察”の大義は立たず、“趣味の美術館めぐり”と言わざるを得ません。公用車で美術展に行って、そのまま自宅に直帰したり、自宅から公用車で直接、美術展に向かうケースもあります」(都庁関係者)
 日程表によると、一日に二つの美術館をハシゴするケースもあった。さらに日程表とオークションサイト「ヤフオク!」における舛添氏の美術品の購入履歴を突き合わせると、興味深いことがわかった。2015年7月15日に舛添氏は、太田記念美術館を訪れ、「浮世絵の戦争画 国芳芳年・清親」展を視察しているが、7月10日と9月30日には歌川国芳の作品を「ヤフオク!」で購入している(7/10〈浮世絵木版画/本物/広重芳年/国芳美人画『新吉原角町』浅草〉、9/30〈本物浮世絵版画 国芳画 歌舞伎 新左衛門妻 忰新吉〉)。つまり視察した美術展の前後で、同じ画家の作品を購入しているのだが、その代金を政治資金から支出している疑いも否定できない。
 というのも、既に報じられているとおり、舛添氏は「キース・ヘリングの手紙」など「ヤフオク!」で落札した美術品の代金を、「資料代」として政治資金から支出したことが明らかになっているからだ。15年分の政治資金収支報告書は現時点で未公開だが、「ヤフオク!」での美術品購入について、舛添事務所に質問状を出したところ、回答は得られなかった。