第155回 芥川・直木賞は。

芥川賞を受賞したのは村田沙耶香さんの「コンビニ人間」に決まった。「コンビニ人間」はコンビニでアルバイトを続ける独身女性が主人公で「普通」を強要する社会の風潮をユーモアを交え描いた作品だ。また、直木賞受賞作品は荻原浩さんの「海の見える理髪店」に決まった。「海の見える理髪店」は母親と再会した女性や中学生の娘をなくした夫婦など家族をテーマに6作品の短編集だ。