いよいよ来週ですね。

◆いよいよ来週ですね。あと一息頑張っていきましょう。

<今日の江戸学>
◆丙寅の大火と芝車町
 この火事は文化3年3月4日に起きた大火です。この大火は、この年の干支が丙寅(へいいん:ひのえとら)であったことから「丙寅の大火」とよばれています。また、芝車町から出火したことから「車町火事」とも言います。また芝車町は牛町とも呼ばれたことから「牛町火事」ともいいます。この火事は明暦の大火・明和の大火とともに江戸三大火の一つに数えられている。
 文化3年3月4日四ツ刻過ぎ、芝車町の材木屋付近から出火した。その日は、南西の風が強く吹いていて、火はたちまち札ノ辻へ延焼し、芝、京橋、日本橋を焼いて、神田川を越えた火事は、浅草門外から浅草辺りまで延焼していきました。そして、翌日の5日は大雨となり、さしもの大火も昼四つ時(午前10時ころ)には鎮火しました。類焼した長さは、「武江年表」によれば、長さ2里半といいいますから10キロほどの街並みが燃えたことになります。焼死溺死した人が1200人と「武江年表」と書いてあります。この火事に、オランダ商館長のヘンドリック・ドゥーフが遭遇しています。ヘンドリック・ドゥーフは、蘭和辞典の「ドゥーフハルマ」(長崎ハルマとも呼ばれる)の著者です。
・火元となった「車町」(通称牛町)について、
「車町」は、高輪にありました。泉岳寺の近くです。寛永11年の増上寺の安国殿を建立するなどの際に、資材の輸送のため、江戸にはなかった牛車が大量に必要となり、幕府が京都四条車町の牛屋を江戸に呼び、材木や石類の運搬に当たらせました。工事終了後、褒美として、高輪での定住を認め、牛車を使っての荷物運搬の独占権も与えました。この人たちが居住した場所が「車町」です。

千代田区神田神保町では、本日〜11/6(日)「第57回神田古本まつり」が開催。恒例の青空古本市は神保町の古書店街には書店と書棚に囲まれた約500mにおよぶ「本の回廊」が出現、約100万冊の古本の大バーゲンが開催。また東京古書会館 地下ホールでは「特選古書即売会」が本日から30日(日)まで行なわれます。

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<今日の小池劇場>
◆“7人の侍”二階氏との面会拒否 小池知事「わざわざ大幹事長に…」
 自民党都連に反し、都知事選で小池氏の支援にまわった区議達。の離党勧告の期限が明後日に迫る中、自民党・二階幹事長との面会で処分の見直しがあるか注目されていたが、区議側が幹事長の誘いを断ったという。当初、7人と面会し都連との仲裁に乗り出す意向を示していた二階氏だったが、きょうの会見では自らが調整に動くことは全くないと強調した。7人の動きについて小池知事は「大幹事長に御慰労頂くなんていうのはめっそうもないと私の方からおわびをしておきました」と述べた。一方で若狭氏は、二階氏との面会の件には関与していないとしたうえで、離党も含めて総合的に判断したいと思っていると述べた。