どうなる豊洲問題。

◆朝から一日、大半を社員からの業務ヒアリング。当面3月までの業務処理について個別に指示。後日進捗状況の報告を3月にうける予定。

<今日の読書>
 ・ 幕末史
 ・ 江戸博覧強記
 ・ 幕末の志士がよくわかる本

<今日の勉強>
 ・ 過去問の整理

<今日の江戸学>

◆墨堤の桜
 墨堤の桜は、4代将軍家綱が庶民の娯楽の地をつくろうと、常陸国茨城県)の桜川から桜を持ってきて木母寺(もくぼじ)の辺りに植樹させたのが始まりでした。その後8代将軍吉宗が大々的に100株の桜を植樹し、桜の名所として有名になっていきます。もちろん庶民の娯楽の地をつくるという意味もあったでしょうが、水害の多い隅田川の堤防を桜の根を張らせることで強化する目的もあったようで、桜並木は年を追うごとに延長されてきた。
『江戸名所図会』を見ると、いっそう華やかにしている花見客と思われる女性の一団があった。実は吉原の大店(おおだな)の慰安旅行のようであった。羽振りのいい店、もしくは大口のパトロンがついた店では、3月になると一日営業を休み、従業員総出で向島へ花見に出かけるということがあったようです。お花見に出かけるためだけに、女性グループはみんなでお揃いの着物を作った。吉原に入った花魁(おいらん)は一生外に出られない、といったイメージがあったが、例外もありますね。先頭のほうはまだ幼い禿(かむろ)と呼ばれる花魁の見習の女の子たち。久しぶりの外出でみんなはしゃいでいた。中には泣き出して、手を引いてもらっている子もいます。中ほどには売り出し中の花魁が、太鼓持ちに機嫌を取られながら悠々と花見を楽しんでいます。殿(しんがり)を務める遣手婆(やりてばばあ)の風情もいかにも引率の先生みたいですね。

<今日の小池劇場>
東京五輪 仮設施設の整備費用 小池知事 自治体の費用負担受け入れる考え。
 東京都議会は今日開会し、小池都知事が今年1年の都政運営の方針となる施政方針を表明した。このなかで小池都知事は、東京オリンピックパラリンピックの整備運営費について、当初組織委員会が全額負担することになっていた都内や都以外の自治体の仮設施設の整備費用について、負担を受け入れる考えを示した。東京大会の費用負担をめぐっては、組織委員会が競技会場のある自治体も一分負担を求める案を示しているのに対し、関係自治体は「当初の計画通りに組織委が全額負担すべき」だと反発していて、小池知事が負担を受け入れる考えを示すことで、大会準備へ向けた議論が加速すると
見られる。豊洲市場移転問題をめぐっては百条委員会の設置が正式に決定した。調査項目は豊洲の用地選定や土地売買の経緯などで、石原元知事と浜渦元副知事には証人としての出席を求める見込み。