開館記念展「てくてく東海道−北斎と旅する五十三次−」

<今日の江戸学トピック>
嘉永2年(1849)4月18日、浮世絵師の葛飾北斎が亡くなりました。90歳。19歳で勝川春章に入門、翌年春朗の名で役者絵を描きました。その後俵屋宗理の名跡を継いで琳派をおさめました。40歳で北斎と改号。狩野派や洋風画などさまざまな画法を学び、独自の画風を確立しました。「九十歳よりは、又々画風をあらため、百歳の後に至りては、此道を改革せんことをのみ願ふ」。亡くなるまで制作意欲は少しも衰えませんでした。

北斎美術館では、開館記念展「てくてく東海道北斎と旅する五十三次−」が今日から開催される。期間は2017年6月11日(日) である。「東海道五十三次」といえば、歌川広重が有名であるが、広重からさかのぼること約30年。北斎も「東海道五十三次」シリーズを手掛けていた。その数は、当時の絵師の中では群を抜いており、その人気のほどをうかがい知ることができる。広重の「東海道五十三次」は風景を描いたものが多いですが、北斎はその土地の風俗を描いたものが多く、小さくて、手にとってじっくり眺めたくなるようなかわいらしいものばかりだそうである。

<今日の小池劇場>
安倍総理小池都知事が会談(2017年4月18日放送 23:30 - 23:31 テレビ東京ワールドビジネスサテライト より)
 都内の飲食店で、安倍総理小池都知事が会談。会談は小泉元総理を中心に行われ、夏の東京都議会選挙に向けて対立する自民党と小池新党の間を小泉元総理取り持った。会談には、自民党の二階幹事長も同席した。
◆五輪費用負担”結論先送り” 「小池知事に裏切られた思い」 (2017年4月18日放送 22:28 - 22:29 テレビ朝日報道ステーションより)
 東京五輪の費用負担をめぐり協議会が開かれた。小池都知事は当初3月末までに負担の大枠を示すとしていたが、今回も先送りされた。自治体からは「裏切られた」などと怒りの声が上がった。

◆巨人、11年ぶり熊本開催で勝利。菅野3安打完封。

<今日の読書>
・ 元禄時代
・ 江戸博覧強記
<今日の勉強>
・ 過去問ノート