かけ声だけでなく、実践を。(通算1955日・1955日間継続中)

◆かけ声だけでなく、実践を。まだまだ勉強のペースが良くない。

<今日の江戸学トピック>
明治2年(1869)5月18日、榎本武揚を総大将に、新政府に反抗し、箱館五稜郭に籠城を続けていた旧幕府軍が降伏。これにより鳥羽・伏見の戦いより2年続いた戊辰戦争終結上野戦争後、旧幕府軍艦の明治政府への引き渡しを拒否し、榎本は品川沖から脱走。五稜郭で新政権を樹立していましたが、新政府側は認めませんでした。新政府軍は11日には総攻撃を開始。そして13日政府軍参謀の黒田清隆が降伏を勧告。この際、榎本はオランダ留学で得た『万国海律全書』を焼失するのを惜しみ黒田に託し、新政府軍に進呈したことはよく知られています。榎本は投獄されたものの、黒田らの尽力によって出獄。全権大使としてロシアとの間で樺太・千島交換条約を締結に尽力しました。

<江戸博覧強記をよむ?>
徳川家康の命で慶長4年から慶長11年にかけて木活字で印刷された「吾妻鏡」「孔子家語」。これは円光寺版または(伏見)版と呼ばれています。
駿河版といわれる銅活字を使用して印刷された書物の名前は何・・・大蔵一覧集 群書治要
●江戸後期に昌平坂学問所編纂の刊行物の出版を請け負った本屋は誰・・・出雲寺和泉掾
享保5年以降 武鑑の出版をほぼ独占した本屋は・・・須原屋茂兵衛
●明和年間 鈴木春信と大小暦の摺り物を流行らせた巨川とは誰・・・旗本 大久保忠舒(ただのぶ)
●美濃半紙を半分に折った寸法で主に物之本(学術用)に用いられた本の大きさは・・・大本
●洒落本は次のうちどれか・・・小本(蒟蒻本)
●中本はどんな書物に使われましたか・・・草双子のほとんど
●浮世絵の改(あらため)で改済のしるしに押された漢字一文字は・・・極

<今日の勉強>
・江戸博覧強記ノート
<今日の読書>
・幕末の会津藩