今日の勉強は

今日の勉強  5時間・3月68時間(通算235時間)
 ・江戸博覧強記  ①
 ・江戸博覧点事項ノート
 ・過去問
 ・江戸時代の勘定奉行 ①

●「30分の流し読み」を7回繰り返そう
 「7回読み」の1回あたりの速度は、非常に速いものです。私の場合、300ページ程度の本を、1回30分程度で読んでしまいます。これは決して速読ではありません。特別な技能をもってして、速く読んでいるわけでもありません。正直、単なる流し読みです。だからこそ、この程度の時間で済んでしまうのです。7回読みの各回の間は、それほど時間を置かずに読むのがおすすめ。記憶が薄れないうちに次の回を読めば、定着も早まります。私も学生時代の試験勉強では、できるだけ時間を空けないで読むようにしていました。「1日以内」に読めれば理想的です。社会人になるとまとまった時間は取りにくいもの。でも、「サラサラ読み」の場合には、各回30分から1時間ですから、まとまった時間を取りにくい忙しい人でも、1冊を途中で切らずに読み切ることができます。まとまった時間を取れない中で、ゆっくり1回読む場合には、途中まで読んでやめて、また本を読み直してということをしなければならず、前の記憶を呼び覚ますために、すでに読んだページに戻ったりして時間を使ってしまいます。しかし、「7回読み」の場合には、1回ずつにかける時間が少ないので、そういった心配がありません。
 各回30分から1時間、1日1回のペースで7回読むことができれば、ちょうど1週間で読み終わることになります。「300ページの本を1週間で読み終わる」とすると、トータルの所要時間は「平読み」で1回読む普通の方法とほぼ同じか、もしかしたらやや短いくらいでしょう。それでいて、「7回読み」は何度も通読しているので、平読み1回よりも記憶への定着度が断然強いのです。
 また。読むときは[気負わない]ことも大切です。短い時間で読むなら、神経を集中して読むべきではないのか、と思われるかもしれませんが、実際はその反対です。集中しなくてはいけないと思うと、それがかえって雑念になります。「本を開いてページをめくっているなら、読んでいるということだ」と思って、気楽に読み流しましょう。特に1回目に読むときは、文章を追っていくのが疲れるということもあります。わからないところは、次に読めばいいのだから、意味が取れなくても気にすることはありません。そのときは、見出しだけを目で追う「助走の1回」を加えるとよいでしょう。
<POINT> 書かれていることを「理解」する前に、まず「知り合い」になっていく。
<POINT> 調べ物なら「リサーチ読み」。知識を深めるには「7回読み」を活用しよう。
●7回読み勉強法の特徴
  ①「読むこと」の負荷が小さい
  ②情報をインプットするスピードが速い
  ③いつでもどこでもできる
 「7回も読むなら、まずはサッとでいいだろう」と読み始めのハードルがすごく下がる感じ。『理解する前に、まず「認知」というプロセスが必要』。 対人関係で、まず「知り合い」になり、だんだん理解を深めて「友人」になるように本の情報も繰り返し読む=少しずつ知り合いになる、という考え。
  ・7回読み勉強法の方法
   最初の3回は輪郭作り。1回目で見出しを中心に見て、2回目でアウトラインをつかむ。3回目でだいたいの全体像を把握する。
   4、5回目で内容を把握する。4回目はキーワードを意識。頻出語をチェック。5回目ではキーワード間のつながり、解説を意識して読む。
   6、7回目で細部をチェック。6回目からは、今までのおさらいをかねて、より細かいディテールも読んでいく。さらにダメ押しの7回目を読む   ことで、ほぼ内容は理解できる。1回30分〜1時間、1日1回のペース