2025年、大阪万博が決定

◆2025年国際博覧会(万博)の開催国を決める博覧会国際事務局(BIE)総会が23日、パリで開かれ、加盟国による無記名投票で大阪市を候補地とする日本が選ばれた。ロシア(エカテリンブルク)、アゼルバイジャン(バクー)と3か国による投票の結果、1回目は日本85票、ロシア48票、アゼルバイジャン23票。3分の2以上を獲得する国はなく、上位2か国の決選投票になり、日本92票、ロシア61票だった。大阪開催は1970年以来で55年ぶり2回目。国内では2005年の愛知以来20年ぶり。大阪市内の繁華街・道頓堀ではくす玉が割られるなど、喜びを分かち合った。

天保13年(1842)11月24日、松代藩佐久間象山が防衛に関する報告書「海防八策」を同藩藩主の真田幸貫に上申。「オランダから船を買って教官を招き、強力な海軍を編成」──アヘン戦争での中国の敗北と列国の動揺を研究した象山は適切な防衛政策をとる必要性を強調した。