4代鶴屋南北がなくなる。

◆文政12年(1829)11月27日、歌舞伎作者4代鶴屋南北が亡くなりました。75歳。22歳で狂言作者見習いに。文化元年(1804)、初世尾上松助にあてて書いた『天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)』で水中早替りなどのケレンで観客を熱狂させ、歌舞伎作者として不動の地位を獲得。ほか『東海道四谷怪談』など。