心をいずこにも止めぬが眼なり肝要なり

◆正保2年(1645)12月11日、徳川家光に慕われた名僧沢庵宗彰が亡くなった。36歳で大徳寺住持に。江戸幕府により弾圧された紫衣事件では一時流罪となりましたが、三代将軍徳川家光の帰依を受け、品川に東海寺を創建した。詩歌や書道に秀で、柳生丹波守のために書いた『不動智神妙録』の剣禅一如の思想は柳生剣法に大きな影響を与えた。