民主党の消費税値上げと維新八策。財務省のロボット野田さん。どうするの。

 24日からいよいよ政治塾がスタートする。その中で維新八策が議論される。この維新八策は橋下さんの話しによれば、個別政策というよりも、維新の会の綱領のようなものであり、維新の会の価値観を固めるもののようだ。今回の消費税については、全て地方税に移管。その代わり地方が受けている地方交付税を廃止するというもの。消費税を地方の自主財源であり、消費税は、地方が上げるか下げるかを決めることになる。
 また、年金制度も賦課方式からの脱却を目指すので、今の賦課方式を前提として消費税を上げることには反対のようである。付け焼刃的な消費税増税には反対のようである。さらに、橋下さんは語る。『今の統治機構のままの増税など日本のためにならない。子どもたちのためにもならん。僕は増税には反対ではない。ただし増税するなら統治機構を根本から変える、社会保障制度を根本から変える、税制を根本から変える、それが必要だ。今の仕組みで増税しても日本は持たない。』と。こう語る橋下さんと民自大連立を仕掛け、なにがなんでも税と社会保障の一体改革のために、消費税値上げに走る民主党執行部は連携とれるのでしょうか。大阪都構想はどうなる。まさに、政治は駆け引きであり、時の勢い、そして『数の論理』である。
 そして、消費税増税を公然と政府の柱とした民主党自民党は、前回の参議院選挙同様に敗北?特に民主党は大幅に議席をさげ、二度と政権につくことはないかも。そこまでして、増税にこだわる野田首相。前回の総選挙では、あれだけ、消費税に大反対であったのに、いつから変ったのか。つまり、財務大臣として税務省のロボットとなった野田さん。良識ある千葉県民はどう判断するのでしょうか。