11月6日 朝から雨 明日は立冬

 昨日も寒かったが今日も昨日以上に寒そうである。まさにひと雨ごとに寒くなるみたいですね。

 ●1日を活用するために
 計画はしっかり立ててあった。自分が今日達成するつもりでいることをイメージしながらオフィスに出勤した。席に着いてパソコンを立ち上げ、メールチェックをした。2時間後、突発的な事態をいくつか処理し、人から持ち込まれた問題を解決し、たまたまわたしに任された業務をパソコンと電話でこなした末に、もともとなにをしようとしてパソコンを立ち上げたのかも忘れていた。今何をしようとしていたのどろうか。不意打ちの連続だった。どうしてこんなことになったのか。
 1日をスタートした時点で、すべてはやりこなせないだろうとわかっている。予定外のことが発生する。仕事の場合にはなおさらである。時間をどう使うかという判断は、きわめて重要となる。だからこそ、あらかじめ計画を立て、やることリストとやらないことのリストをつくり、予定表を活用する。しかしリストがあっても、やり遂げることはやはりむずかしい。プラン通りにやり抜こうとしても、あまりにも多くのことが押し寄せて妨害されてしまったら? 重要なことに集中したいのに、注意をそらそうとすることがあまりにも多くあったら?
 1日を運営するための作業もスキマの時間も日課にしてしまおう。毎日繰り返して実行し、重要なことに集中し、立ち往生しないためにシンプルで明確で効果的な日課にしよう。
 やることリストを見て、今日1日で成果をあげるにはどうしたらいいのか。今年のテーマを追求するためには具体的になにを達成すればいいのか、1日の終わりに今日をふり返って生産的に過ごし成果をあげたと感じるにはなにをすればいいのかを判断する。該当する項目をやることリストから予定表に項目を移す。予定表に従って仕事を開始し、1時間単位で1日の軌道を整えていく。
 1日の終わりにはパソコンを終了させ、今日をふり返ってみる。連絡をとる必要のある相手は? コンタクトをとっておきたい相手にはメールを送る、電話をかけるといった方法で確実に明日へのチェックを。
 
 ◆集中すべきことを慎重に的確に選択し1日を通じて新鮮な気持ちで取り組めるように自分自身に働きかける仕組みをつくる。