野心であれ、夢であれ何の努力もしなければ実現できない。「夢は叶う」努力の積み重ねを。

 今日ある人が大学教授となることを聞き、少なくともショックであった。ある意味羨望かもしれない。でも、何の努力もしなければ何も得られないということを改めて痛感した。自分のなかではあれもこれもとまさに材木屋の如く気が多い。かりに材木屋であっても、スーパーマンではないから簡単に実現できるものではないということは分かっている。そのために努力を積み重ねることが不可欠である。自分の人生を振り返ると何事も中途半端であったのではないかと後悔している。その日その日を充実した生活を送ってきただろうか。勉強にしても、仕事にしても、福沢諭吉の「今日も生涯の一日なり」と言うことばを出すまでもなく、一日一日を大事に努力の積み重ねをしてきただろうか。どうも安きにながされてきた感がする。今更、後悔しても戻るわけではない。今ここで踏ん張らなければ人生の分岐点も流されたものに終わってしまう。願えば「夢は叶う」というが、こうしたい、ああしたいと考えてもそれこそ夢であり、日々の積み重ねを大事にしていきたい。自分には時間がないからと焦っても、他人を羨望しても仕方ないこと。まず、大事なことは時間を大事にしながら、着実に積み重ねの努力をしなければならない。まさに、「努力は天才にまさる」という真価を発揮していこう。かつて若かりし20代でみた「大器晩成」という手相占いを実現して行こう。