仕事再開。そして、『自分が変わる時』。本当に経営者として十分な働きをしているのか。

○今日からまた仕事復活。より本格化してくる。定年まであと10カ月を迎える。経営者として十分な動きをしているのであろうか。あえて問いたい。

北尾吉孝さんが、『成功する人、失敗する人』というブログの中で、『成功する人というのは基本的に運が強い人なのだろうと思います。(中略)では、その運を強くするのは一体何かということですが、私は「努力」「誠実さ」「粘り」の3つが特に重要ではないかと考えています』と述べ、また、 そしてまた、『「努力」「誠実さ」「粘り」がある人であっても、成功を収めることが出来ない人も中にはいるかもしれません。しかし、人間として不誠実で努力もせず、怠慢な日々を送っている人が成功するはずもないわけで、失敗する人というのは明らかに良く分かるものです』とも述べられていた。
 結局、人は、自らが自らを創り上げ築いて行く以外に道はなく、自らの意志で自らを鍛え修めて行く「自修の人」ということであり、他人が感化して行くというのは生い立ちや環境とうにより、価値観が出来上がっており、困難なことである。ただ、自ら学び、気づいた時、たとえば、人生には幾つかの大きな転機があって、その転機で人が変わり得る可能性は非常に高く、例えば男性の場合は結婚をし、妻子とりわけ自分の血を分けた子供を養って行くという責任が課された時、その中で変わろうと決意をする人が、経験上では多い。自分の血を分けた目に入れても痛くないような子供の成長を見るに連れ人は変わって行く部分があり、その変化に対する決意は相続心にまでなって続いて行くというケースが結構あるものである。
 敬う心と恥じるこころがあるからこそ、自らが変るものかもしれない。まさに、敬があるからある意味恥があるというふうに言えるもので、人間誰しもが持っている、まさに、一つの良心であろう。この気持ちから、人間は成長するものであり、自らが変る時かもしれない。確かに、定年と言う人生の大きな節目に巡り合わせ、自らを変えていく、変え得る可能性があろう。肩書きで生きてきた自分の明日をどうするのか、元○○でなく、自らの姓名で生きて行くことになろう。これからが本当の人生になろう。でも、実際は、悲しきかな肩書きにしがみつく自分がそこにある。

◆『経営の教科書』(新将命著・ダイヤモンド社
 業種業界に関係なく、企業経営の根幹の80%は、ほとんどどの会社も同じだからだ。残る20%は、変動要素である。商品や流通や商習慣の違いであり、これは半年から1年も勉強すれば習得出来る類のものである。重要なのは根幹の80%、すなわち「経営の原理原則」を身につけることなのだ。すなわち、経営の王道は、すべからく同じである。
1. 理念・ビジョンは利益につながる
2. 情熱なき経営者はすぐに去れ
3. 真のリードとはどういうことか
4. 大局観をいかにして磨くか
5. 倫理性なしに事業継続はない
6. 問われているのは付加価値
7. 利益は目的ではなく、手段である
8. 経営は「いまどこだ」「どうなりたい」「どうやる」「どうなった」
9. 目標をどうつくるか
10. コミットメントをどう醸成するか
11. 戦略をどうつくるか
12. うまい発信のために
13. 社内に自責の風を吹かせよう
14. 優先順位はマトリックスで考えよ
15. 胆識を養う
16. あきらめないとき、あきらめるとき
17. 結果を分析して失敗から学べ
18. 会社の成長を左右するのは任せる能力
19. 社員にも納得のいく評価・処遇のしかたを
20. 社員満足をつくるのは経営者の役割
21. 積極的に多様化マネジメントを
22. 社員の採用で失敗しないためのポイント
23. コミュニケーション力が会社を変える
24. 会議の生産性をどう高めるか
25. 人間関係力が成功のカギを握る
26. 心の強さをもたらしてくれるもの
27. 人材育成、後継者選びという最重責
28. 学ぶ心を持ちつづける
29. 謙虚さは真の自信のバロメーターである
30. 改革は遠くにあるものではない

(5月7日生まれの偉人)
◆美濃部 達吉(みのべ たつきち、1873年明治6年)5月7日 - 1948年(昭和23年)5月23日)は、日本の法学者、憲法学者、政治家。天皇機関説を主張し、大正デモクラシーにおける代表的理論家として知られる。昭和時代には天皇機関説事件により、貴族院議員を辞職した。戦後の1948年には勲一等旭日大綬章を受章。妻の多美子は菊池大麓の長女である。東京都知事を務めた美濃部亮吉は長男。商工省および企画院官僚だった美濃部洋次は甥にあたる。
 天皇機関説事件とは、1934年(昭和9年)、国体明徴運動が起こり、天皇機関説を排撃され始めた。1935年(昭和10年)、貴族院本会議において、菊池武夫議員により天皇機関説非難の演説が行われ、軍部や右翼による機関説と美濃部排撃が激化する。これに対し美濃部は、「一身上の弁明」と呼ばれる演説を行う。
 去る2月19日の本会議におきまして、菊池男爵その他の方か私の著書につきましてご発言がありましたにつき、ここに一言一身上の弁明を試むるのやむを得ざるに至りました事は、私の深く遺憾とするところであります。……今会議において、再び私の著書をあげて、明白な叛逆思想であると言われ、謀叛人であると言われました。また学匪であると断言せられたのであります。日本臣民にとり、叛逆者、謀叛人と言わるるのはこの上なき侮辱であります。学問を専攻している者にとって、学匪と言わるることは堪え難い侮辱であると思います。……いわゆる機関説と申しまするは、国家それ自身を一つの生命あり、それ自身に目的を有する恒久的の団体、即ち法律学上の言葉を以て申せば、一つの法人と観念いたしまして、天皇はこれ法人たる国家の元首たる地位にありまし、国家を代表して国家の一切の権利を総攬し給い、天皇憲法に従って行わせられまする行為カ、即ち国家の行為たる効カを生ずるということを言い現わすものであります。(「一身上の弁明」演説)

<本の紹介>
日本経済入門 (有斐閣双書―入門・基礎知識編)http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4641095663/hatena-ud-22/ref=nosim
憲法と平和を問いなおす (ちくま新書)http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480061657/hatena-ud-22/ref=nosim
私の「憲法」有情―ある憲法学者の雑記帳〈9〉http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479230332X/hatena-ud-22/ref=nosim
自立した自治体は可能か―憲法学者市長の挑戦と挫折http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763404288/hatena-ud-22/ref=nosim





<商品紹介>
http://www.ctale.jp/lp3/?utm_expid=53929550-10&utm_source=google&utm_medium=cpc_c&utm_campaign=google_camp&gclid=CLO7gcChgrcCFcQhpQodP00ATQ&utm_referrer=http%253A%252F%252Fd.hatena.ne.jp%252Fks9215%252F
http://ppc.zeijimu.com/contents/sales1.php?utm_source=google&utm_medium=PPC&gclid=CN3yprqigrcCFQlZpQodQ1gASA