昨年の今頃もブログをどうするのか迷っていた自分。どうすれば仕事をたのしめるのか。(連続235日達成だが、)

 最近の自分が情けない。あまりにもモチベーションが低すぎる。一体何を考えているのだろうか。退職と言うのはこういうことだろうか。将来への不安かもしれない。サイコロを振って失敗したこともあるが、流れに任せていてはみちも開かない。どう第二の人生を切り開いていくのかかんがえなければなるまい。4年も今の立場にいれば飽きてしまうのかもしれない。でも今は給料をもらう立場。なんとかしなければなるまい。
 ブログの件だが、300日が達成したらまた公開するようにしますか。仕事にふれなければ問題がないはず。

◆「仕事を楽しんで結果を出すためには。」仕事や人生をおもしろくするスピリットは、どんな時代でも環境でも変わらない。(P.9)
 『僕が電通を辞める日に絶対伝えたかった79の仕事の話 』という「ピッカピカの1年生 (Youtube)」(小学館)から「こだまでしょうか?」(AC)に至るまで、多くのテレビCMを企画制作した元電通・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターの著者が、後輩たちに伝えたかったことをまとめた本。クリエイティブ職であり、本書には、仕事や人生を「楽しむ」コツ、そして結果を出す方法が多数ちりばめられていた。
1. 仕事にキャッチフレーズをつける
 僕は若いCMプランナー3人を起用してスナック菓子のテレビCMを企画していた。このままでは勝てないかもしれないと思った僕は、チームが新鮮に見えるようなキャッチフレーズをつけようと思いついた。その名も「熱血企画」。若いCMプランナーたちは大反対した。「やめてくださいよ!そんなカッコ悪い名前。恥ずかしすぎますよ」などと言う。しかし、僕は宣伝部長の顔を思い浮かべながら「大丈夫。昭和生まれの人にはこういうタイトルが効くんだよ」と説得して、デザイナーに「熱血企画」のロゴまで作ってもらうことにした。2度目の競合プレゼンの最初に、「今回は特別なチームを作りました。熱血企画です」とチームを紹介。すると、宣伝部長は「ほぉぉぉ〜、それはおもしろい、期待しよう」と身を乗り出してきた。
キャッチフレーズによって、同じものでもいきなり魅力的なものに見えてくる。仕事というのは自分という商品を売り込むということだ。<P.33>
2. 離れ際に「笑い」を残す
 あまりにズバズバ言いたいことを言うので腹が立つタイプなのだが、なんだか憎めないタイプだった。それは最後にS局長は必ず「笑い」を残したからだと思う。たとえば、僕が出した企画案に対して、「ダメダメ。これじゃクライアントの要望に答えてないよ。全然方向違うよ」とバッサリ否定した後に、ニコッと笑ってウィンクして「頼むよ、なっ!」などと言う。「反論してやるぞ!!」と思った気持ちが肩透かしをくらい、「まっいいか」と僕も思わず微笑み返ししてしまった。<P.39>
3. 新しいほうを選ぶ
「毎年、僕は夏に八ヶ岳に行って山にのぼるんです」などと話す人がよくいるけど、それは楽をしているだけで心の老化の始まりだと思う。老人ならばともかく、まだ体が動く若いときはいつもと違う選択をしなくちゃいけない。どんなに小さいことでも新しいほうを選んでみる。宿1軒選ぶにしても行ったことのない新しい宿を選ぶ。レストランだって行ったことのないレストランを選ぶ。やったことのない、みたことのないことをやるときの緊張感は、成長のためのハードルなのだと思う。やる前は「嫌だなぁ〜」と思っても、やってみると必ず「新しい発見があってよかったなぁ〜」ということになる。<P.69>
4. 知らないことを評価しない
 自分が見たことのないものはバカにしてはいけない。体験してみれば、自分をインスパイヤしてくれる何かがあると思う。友人の中には自分が知らないものの話を聞くと「想像できるよ、大体こんな感じでしょ」などと高を括る人がいるが、それはよくない。まずは自分で体験してみてから「大したことないよ」「僕には合わないよ」などと言うべきだと思う。見たことのないもの、知らないものはすべて尊敬する、体験してから判断する。そういう姿勢が自分を成長させる。<P.67>
5. 毎週、タイトルをつける
 日々の課題をこなすだけで疲れてしまうのが、日本のサラリーマンの実態だ。しかし、ただ流されて続けているだけだと、何もやらないうちに1年が終わってしまう。お風呂に入って頭がリラックスしているようなときに、ちょっと先のことを考えてみる。来週はどんな1週間にしてみようか、来月はどんな月にしてみようか?来年はどうしようか?などと思い描いてみるのだ。自分はどんなふうに成長して行きたいか、そのためにやっておいたほうがいいことはないだろうかと考えてみて、イメージができたらそれを翌週のタイトルにしてみるのだ。
タイトルにするとシンプルでぐっとわかりやすくなる。たとえば、来週は「パソコン勉強ウィークだ」とか、「筋力トレーニングウィークだ」とか、「デスクまわりクリーンナップ習慣だ」とか、なんでもいいのである。タイトルにするとなんだか1周間が楽しくなってくる。<P.176>

(5月23日生まれの偉人)
◆清宮 四郎(きよみや しろう、1898年5月23日 - 1989年10月22日)は、日本の憲法学者東北大学名誉教授。従三位勲二等旭日重光章美濃部達吉門下。宮沢俊義とともに戦後の憲法学界をリードした。
◆萩原 恭次郎(はぎわら きょうじろう、1899年(明治32年)5月23日 - 1938年(昭和13年)11月22日)は、大正・昭和時代の詩人。大正末期の芸術革命の先頭に立ち、はじめはダダイストとして活動したが、のちアナーキズム運動に傾倒。若くしてこの世を去った。詩集『死刑宣告』、詩篇「もうろくずきん」「亜細亜に巨人あり」などの作品で知られる。
◆サトウ ハチロー(1903年明治36年)5月23日 - 1973年(昭和48年)11月13日)は、日本の詩人、童謡作詞家、作家。本名は佐藤 八郎(さとう はちろう)。別名に、陸奥速男、山野三郎、玉川映二、星野貞志、清水操六、並木せんざなどがある。旧制早稲田中学校(現早稲田中学校・高等学校)中退。作家の佐藤愛子は異母妹にあたる。「リンゴの唄」の作詞者として知られる。
◆鈴木 竹雄(すずき たけお、1905年5月23日 - 1995年12月9日 )は、日本の商法学者。東京大学名誉教授。
会社法学説において、松田判事とはしばしば論争(共益権論争など)を繰り広げたが、結果、昭和の日本の商法学の発展に大きく貢献したといえる。また、八幡製鉄事件で政治献金が会社の目的に含まれるか法廷で論争となったさいには、商法学者としての立場から肯定説を主張し、最高裁判決を支持したが、後述するような鈴木の血筋・経歴ともあいまって、体制寄り・資本家寄りとの批判も受けた。また、鈴木の会社法理論は小規模な閉鎖会社を念頭においたものであり、現在の高度に国際化した経済社会には対応できないという批判も受けている。
 手形法学説における手形理論では、二段階創造説を主張した。鈴木は、手形行為を手形債務負担行為と手形権利移転行為に分け、前者は特定の相手方のない単独行為であるとし、したがって、手形債務は手形への署名のみで成立するとするが、後者は手形債務負担行為によって成立した手形債務に対応する権利を手形交付により移転する行為であるとする。鈴木によれば、署名後交付前に流通したいわゆる交付欠缺の事例は、手形への署名により手形債務が発生していることから、第三者は善意取得によって善意無重過失ならば保護されることになる。また、手形振出人に意思の欠缺、意思表示の瑕疵のある場合の事例は、債務負担行為は手形であることを認識しまたは認識しうべくして署名すれば成立するから、民法の規定は全面的に排除されるので、錯誤ないし詐欺の規定による無効ないし取消を主張できないが、具体的に債務を負担する意思がないことを知っていた相手方に対しては一般悪意の抗弁によって権利行使を拒むことができることになる。鈴木の手形学説は、前田、平出らの門下生に引き継がれ、現在でも学会に大きな影響力を残しているが、次の二つの方向からの批判がある。そのうちの一つが民法理論に忠実な通説である交付契約説からの批判であり、これは法律構成の違いこそあれ結論には差がないといえる。もう一つが手形の流通を保護すべきという結論そのものへの批判であり、これは手形が譲渡される第三者のほとんどが金融業者であって、手形が転々流通などしていない現実と実務を直視する見解といえる。

<本の紹介>
政治献金―実態と論理 (岩波新書)http://d.hatena.ne.jp/asin/4004308895
新・ローマ帝国衰亡史 (岩波新書)http://d.hatena.ne.jp/asin/4004314267
ゼロからわかるローマ帝国 (学研ムック)http://d.hatena.ne.jp/asin/4056066280
本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/453219069X
 ●2012-12-12  京都レポート「大前研一が語る なぜベンチャー企業が挫折するのか」http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20121212/1355282704
 2日目のセッション6「グローバルで成功する経営者になるための条件」に、経営コンサルタントでビジネス・ブレイクスルー大学学長の大前研一さんが登壇し、ベンチャー企業の経営者に「経営の勉強をしない」「人材育成をしない」「ダイバーシティが足りない」と厳しい内容について熱く、ユーモアたっぷりに語りかけました。ベンチャー起業に多いのは、目をつむって打ったらホームランになったというパターン。経営の勉強はやらなければいけない。経営は学ぶことがある、学び方も色々ある。マッキンゼー出身の(DeNA)南場さん、(楽天)三木谷さんはバンカー、経営の勉強をして起業した人は、本格的にデカくなったときに融通がきく。「社長!」っやってくる人がいる。ベンチャーキャピタルもやってくる。
 2番目は人材育成しない。驚くほど少ない。自分一人で会社はやれない。創業メンバーだけが儲かって、教育機会もない社員はモチベーションが低下する。創業者同好会のままずるずるいってしまう。経営は異なった人を集めるのがコツだ。ダイバーシティが足りない。会社が大きくなれば、IBMを辞めた人、HPを辞めた人を社内に取り込んでいく。年齢的には30以上違う人と話をする。国籍も、インド人、ロシア人もいるということになると、グローバル展開もスムーズにいく。
 次に人格形成をしない。社会性を学ぶ。自分は経営者だと思うから学ばない。群れることを考えずに人格を磨く。(スタートトゥデイ)前澤さんは大好きな会社だけどTwitterで炎上したのが残念で仕方がない。ただ、橋下徹のように毎日炎上するタフさも重要だ。あと、2、3年に一度自身のビジネスを見直す。イグジットか、ライフワークか。イグジットは大きくする。誰かに委ねることも考える。ライフワークなら株価が上がらなくてもいい。上場する必要はないけど、してると自分にとっていい。コンプライアンスとかうるさいことを言われる。役員会もあるし、じゃないと私も暴走するかもしれない(笑)。会社は個人商店ではない。上場はルールを自分にはめることができる。会社というのは変わるものと理解する。世の中が変わる中で、初志貫徹する。スピーディに進めること謙虚さも持つ。DeNAもオークションから始め、モバイルに。Appleもパソコン、ニュートンも作っていた。上手くいったのは亡くなる7年前。これがジョブズが成仏できた理由です。異業種から学ぶ。経営者に会いにいく。日経の私の履歴書の古い物を読んでほしい。最近のは自慢話ばかり。本田宗一郎松下幸之助YKK吉田忠雄。貧乏な時に世界の企業をつくりたい、という原点が分かる。
・世界を変えた経済学の名著 (日経ビジネス人文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4532196841
・仕事力をアップする身だしなみ 40のルール (日経ビジネス人文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4532196825
・売れるコンサルタントの「仕事の技術」 (DO BOOKS)http://d.hatena.ne.jp/asin/4495582615
 ●人を導くプロの技! 書評 「売れるコンサルタントの仕事の技術」<http://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/12317
 「コンサルタント」という職業に興味がある。
 世の中には最近、さまざまな「○○コンサルタント」という職業が生まれているようだが、イマイチ具体的に分からない。興味があるものは、まずは体系だった知識を吸収したいと思い、さっそく手に取ったのが本書、「売れるコンサルタントの仕事の技術」だ。右も左も分からないので、とにかく勉強と思い読んでみたが、非常に面白かった。コンサルという仕事は奥が深いと感心した。
 コンサルタントとは何か
 さて、「コンサルタント」という職業が世の中にあるということは知っている人が多いだろう。だが、その一方で、コンサルタントという職業が、具体的にどのような仕事をしているのかを知らない人も多いのではないだろうか。何となく曖昧でふわふわした、つかみ所がない存在。そのようなイメージではないだろうか。本書では、コンサルタントを「困っている人に助言を与えて助ける専門家」と定義している。なので、「困っている経営者」を助ける人が経営コンサルタントであり、ITについて困っている人を助けるのがITコンサルタント、建築について困っている人に助言を与えるのが建築コンサルタント、という具合に、専門分野の数だけコンサルタントという職業が設立することになる。ただ、世の中で一般的に「コンサルタント」と冠を付けずに呼ぶ時は、「経営コンサルタント」を意味することが多い。そして、次に湧く疑問は、「人はどうすればコンサルタントになれるのか」ということだ。こちらについても、著者の岡聡氏は明解に答えている。コンサルタントになるのは簡単なんだよ。コンサルタントになる方法は、大別して以下の二つじゃないかな。ひとつは、「今日から自分でコンサルタントと名乗る」こと。もうひとつは、「コンサルティングファームに入社する」こと。実に簡単だよ。要は、画家やミュージシャンと同じく(失礼)、自分自身が「僕はコンサルタントです!」と名乗れば、その日からあなたはコンサルタントになれるのだ。ただ、岡氏はきちんと補足をしている。「ただ、稼ぐコンサルタント、人気コンサルタントになるのは少し難しいかな」と。一国一城の主、企業経営者の相談に乗り、経営課題を汲み取り、そして助言を行い助ける。「簡単だ」ということはないと思うのだが、いかがだろうか。
 経営者に助言を与え導くことができるか
 世界には、星の数ほどの企業があり、その企業の数だけ経営者が存在する。世界規模の大企業から、夫婦で切り盛りする個人商店に近い小さな企業まで、規模も業種もさまざまだ。そして会社の数だけ悩みがあり、課題があるものだ。コンサルタントは、それら企業経営者の悩みを聞き、助言を与えることを任務とするわけだが、そこには当然条件がある。「効果がある」ということだ。コンサルタントが与えた助言に従って経営者が舵取りをした結果、それまでの課題が良い方向に向かう。売上が思うように上がらなかった企業の売上が改善し始める。オフィスの雰囲気が悪く社員の定着率が低かった会社で、社員から笑顔が見えるようになる。会議で積極的発言をする人がおらず、上司から部下への意思伝達会になってしまっていたのが、積極的な発言が出始める。このような「効果」が求められるのがコンサルタントである。裏を返せば、効果が上がらない助言しか出来ないコンサルタントは、「売れない」コンサルとなってしまうのである。直接経営に関わっていない企業に助言して、効果を上げる。そのようなことが実現可能なのであろうか。本書では、その秘訣について、以下のように示唆している。「コンサルタントとはたとえて言うと、自分で料理をするのではなく、料理の仕方を教えてフィーをもらう仕事であるということだ」
 常に学び続ける姿勢が必要
 本書はコンサルタントになりたい人、コンサルタントに興味がある人に対する「ノウハウ本」である。前半ではコンサルタントという職業の内容を詳細に説明しているが、中盤から後半にかけては、より実践的な解説となる。「実践的」とはどういうことか。それは、コンサルタントが、どうやって利益を上げていくか。食えるようになるか、というノウハウについての実践である。これらのノウハウには、コンサルタントとして、いかにサービスメニューを充実したものに育てていくか、という基本的なことから、大型プロジェクトへの参画に関する心構え、顧問契約や定期案件などの確保の仕方と考え方まで実に網羅的だ。さらに、コンサルタントとしての直接の仕事ではないが、講演や書籍の執筆・出版に対する取り組みなども含まれる。また、コンサルタントにとっての最大の課題として、「営業」を採り上げていて興味深い。コンサルタントとは、積極的な「プッシュ型」営業が向かない商売である。「安くしておきますんで是非私のアドバイスを買ってくださいな」というスタイルは有効とは言えない。「非常に多忙で時間が厳しいのですが、××社長さんのご紹介ですから、特別にお請けいたしましょう」というプル型営業が理想とされる。本書では、独立系コンサルタントが一ヶ月に幾ら稼ぐ必要があるのか。そして何件の案件を持てば売上が達成できるのかをベースに、プル型営業のノウハウを伝授してくれる。いずれにしても、コンサルタントという職業は、24時間365日が仕事であり、生活の全ての時間から学ぶ姿勢を持つことが大切ということが分かる。コンサルしている企業に対して指導をしつつも、7割を教え、3割を教わる姿勢が大切だ、と著者は説いている。
 まとめ
 曖昧でどんなものだか分からなかったコンサルタントという職業に対して、ずいぶん具体的なイメージが持てるようになった。予想通りとても難易度が高く、高い人間的魅力と知識、そして洞察力や包容力が求められる仕事だということが分かった。一方で、僕自身がこれまでに経験してきたこと、これからやっていきたいことに、比較的近い部分も包含していることも分かった。もう少し本を探して読み、知識を深めたうえで、さらに興味を持つようなら、セミナーや講演などでさらに知識を得てみようと思う。
・V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4532193427
コンサルタントの勉強法http://d.hatena.ne.jp/asin/4569774504
・問題解決力がみるみる身につく 実践 なぜなぜ分析 (日経ビジネス人文庫)http://d.hatena.ne.jp/asin/4532196728

<情報>
「大槌みらい新聞」http://otsuchinews.net/

昨年の今日 http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20120523
◆昨年を振り返ると、そこには一年経っても成長しない自分をみているようである。情けないね。今一体お前は何をやっているのか。自省せよ。情けない。