今日で日航機墜落事故から28年

◆8月12日は28年前の1985年の日航機事故の日。 520人が犠牲となった日航機墜落事故から今日で28年となった。上野村(群馬)では遺族らによる慰霊登山が行われた。昨日は灯篭流しを行い、二度と同じ事故を招かないよう祈願した。

◆高知・四万十市で国内最高41.0度を記録。3日連続の40度超えも観測史上初。
 気象庁の発表によれば、12日も太平洋高気圧の影響で全国的に晴天となり気温が上昇した。午後1時32分に高知県四万十市の江川崎で40.7度を記録。この後さらに気温が上昇し、午後1時42分に国内の観測史上最高となる41.0度を記録した。これまでの最高気温記録は40.9度(07年8月の埼玉県熊谷市岐阜県多治見市)だった。高知県四万十市江川崎では10、11日と2日連続で40度以上を記録しており、同じ地点で3日連続の40度超えも観測史上初。午後1時現在、全国927の観測点中、690地点で30度以上の夏日、185地点で35度以上の猛暑日となっている。

◆都内では16時過ぎから雷雲が発生し急速に発達、猛烈な雨に襲われた。この雨で調布市では道路が冠水、さらにしないでは停電で信号が止まり、警察官が手信号で誘導するなどの影響も出た。東京電力によるとこの雨で東京と埼玉で一時最大1万2800軒で停電。

◆GDP、3四半期連続のプラス 年率換算で2.6%増
 内閣府は12日、国の経済規模を示す国内総生産(GDP)の4〜6月期の1次速報を発表した。物価変動をのぞく実質成長率は、前期(1〜3月期)比でプラス0・6%で、この状況が1年続いた場合の年率換算はプラス2・6%だった。プラス成長は3四半期連続。物価変動を加味した名目成長率は、年率で2・9%。物価が下がり続ける「デフレ」のため、名目成長率が実質成長率を下回る状況が続いていたが、最近の物価の下げ止まりを反映し、3四半期ぶりに名目が実質を上回った。

.(8月12日生まれの偉人)
◆一萬田 尚登(いちまだ ひさと、明治26年1893年)8月12日 - 昭和59年(1984年)1月22日)は、日本の銀行家、政治家。勲等は勲一等。新字体で一万田 尚登(いちまだ ひさと)とも表記される。日本銀行総裁(第18代)、大蔵大臣(第58・59・60・63代)、衆議院議員(5期)などを歴任した。
日本銀行総裁としての在任期間3115日間は歴代最長である。一萬田自身の鋭い眼光の目つきと彫りの深い容貌もあいまって「法王」の異名を取り、戦後の金融界、経済界に重きを成した。太平洋戦争後、連合国軍最高司令官総司令部占領下のインフレと資金不足の困窮経済のなか、大蔵省ではなく金融政策を掌る日本銀行が実質的に金融行政を掌握していたことが一萬田の力の背景にあった。一萬田自身の強力な政治力を背景に、政策委員会は日本銀行の下に置かれることとなり、議長の座も日本銀行総裁が兼ねることとなった。しかし、池田勇人山際正道らとの日本銀行法改正論議を端緒にした大蔵省の権能の増大、また日本輸出入銀行による輸出補助金の割り当て権限を背景とした通商産業省の権能の増大、などにともなって、日本銀行そのものの役割は薄まることとなった。占領行政を脱した後に大蔵大臣となった際に、次官の平田敬一郎と対立して更迭しようとしたが、省内から大反発を受けてこれを断念せざるを得ないこともあった。