オリンピック記念コインは財政改善につながるかも?

◆安倍首相。1日に、消費税値上げを発表。今、インフレにするために猛烈に物価のあちこちを上げている。さらに、賃金も上げなくちゃいけないようだが、これは難しいかも。最低時間賃金を無理やり上げても、その分、採用が控えられてしまう。増加する派遣等の非正規従業員の首切りが批判されると、中高年正社員の出向で埋めるようになり、その分、非正規の仕事が奪われてしまう。皮肉な結果を招きそうである。さらに、消費税値上げである。
 日本には輸出企業と国内企業の2種類がる。前者は経団連に代表されるような大企業=輸出企業。後者は中小零細企業。生産性が高いのは前者。雇用や設備投資に大きく影響するのも前者だが、国内でのアップはあまり期待できない。国内よりも海外にシフトしているから。法人税を下げても同じこと。輸出企業は地産地消。現地でつくって現地で売る。雇用も投資も現地である。資金も自前で用意するか、最悪でも現地でやりくりする。グローバルということはそういうこと。
 2020年東京オリンピック招致が決まり、昭和39年の東京オリンピック記念硬貨が、コイン市場で値上げしたようである。おそらく2020年に東京オリンピックが開催されると、記念硬貨が発売されるであろう。この際、10万円金貨とか発行したらどうか。使用せずに保管されるだけだから、1000万枚も出せば1兆円。1万円硬貨と1000円硬貨も大量に発行して10兆円くらい国民に買わせたらいい。硬貨は政府が発行できるから、いくらかでも、円安と財政改善の両方に寄与かも。

◆『わが町の大逆転〜成功の秘策 ココにあり』(2013年10月4日放送 19:30 - 19:55 NHK総合特報首都圏」より
①オープニング
 栃木・茂木町にある「旧木幡小学校」は、年間4000人が利用する宿泊施設に生まれ変わった。長野・渋温泉では、観光客の減少に悩んでいたが、若者の観光客が急増している。野菜の栽培で大成功を収めている農家もある。街の成功の秘策を探る。
②廃校が人気の宿泊施設に 旧木幡小学校
 栃木・茂木町にある「旧木幡小学校」から中継。栃木・茂木町にある「旧木幡小学校」は、もともと小学校だった。2005年に廃校になったときの写真が映った。2009年に改装された。栃木・茂木町にある「旧木幡小学校」は小学校から宿泊施設に生まれ変わった。大逆転の秘訣は「ローコスト」。廃業したホテルからベッドを譲り受けるなどし、通常かかかるコストの3分の1で済ませることに成功した。栃木・茂木町にある「旧木幡小学校」は小学校から宿泊施設に生まれ変わった。大逆転の秘訣は「学校の強み」。校庭や体育館があるため、部活動の宿泊で利用する人が多い。大逆転の秘訣は「昭和レトロ」。音楽室を改装した食堂では、昭和の給食を味わうことができる。明治大学大学院教授の野田稔さんは「子供の時に戻ったみたい」などと語った。教室に入り、野田さんは大逆転の秘訣を「物語消費」と示し、「学校という場所で、いろんな物語が思い出せる」と語った。
③若者に大人気 よみがえった温泉街 長野県 渋温泉
 長野・山ノ内町にある渋温泉を報じる。1990年代は年間20万人が訪れたが、10万人に減少。よみがえった結果、2010年から2013年の間に2万5000人の若者がやってきた。大逆転の秘訣は「異業種とのコラボ」だった。長野・山ノ内町にある渋温泉は、「モンハン」とコラボしたことで若者の客足がよみがえった。ゲーム内の衣装を着たり、ゲーム内に登場する露天風呂にも入ることができる。集会場では、ゲーム内で知り合った仲間と実際に出会うことができる。
「モンハン」の大ファンだという太田雅美さんが渋温泉を訪れた。ゲーム内のモンスターの卵を実際に抱え、「ゲームの世界観がそのままという感じですね」と話した。渋温泉旅館組合・副組合長の関宗陽さんは「モンハン」と「渋温泉」のコラボを決断した。反対の声もあったが、周囲を説得した。関さんは「これはもうやらない手はないなと思った」などと語った。東京・新宿にある大手ゲーム会社は、新たなユーザーを獲得する狙いがあり、「モンハン」とそっくりの景観を持つ「渋温泉」に目をつけた。大手ゲーム会社プロデューサーの辻本良三さんは、「そこまでしないと皆さまに注目してもらえない」などと示した。渋温泉街で30年前から続くそば店では、「モンハン」に出てくるモンスターを模したメニューを考案した。店主は「喜んでくれるよ」と語った。「モンハン」の大ファンだという太田雅美さんが渋温泉を訪れた。ゲームに出てくるぬいぐるみをおみやげに帰った。太田さんは「また来ます」などと話した。渋温泉旅館組合・副組合長の関宗陽さんは「温泉に来ない年断層も誘客していけたら」などと語った。
④農村の大逆転 その秘策とは…ルバーブ
ルバーブ」の栽培で大逆転した農村がある。東京・新宿のスーパーなどで、「ルバーブ」が売られ、料理にも利用されている。長野・富士見町の農村は、気温の低さやシカの食害などで休耕田が増えていた。2010年から栽培が始まった「ルバーブ」は「適地適作」だった。「希少価値が高い」ため、農家が設定した価格で売ることができ、年収1000万円を超えた農家もある。赤曽部麗子さんは安心安全な国産ルバーブを探していたところ、富士見町の女性からルバーブが送られてきた。これを知った流通コンサルタントの夫・卓志さんが、取引先のデパートに陳列したところ、2〜3時間で20〜30袋が完売した。赤曽部さん夫婦の勧めで、富士見町は「ルバーブ」の栽培を本格化させた。農家の取り組みを町も支援している。富士見町の小林一彦町長は「本当に産業として育てる」などと語った。東京・文京区で、ルバーブを使用したメニューの試食が行われた。アイスクリームやカレーの商品開発も進んでいる。農家の方がは「富士見町の赤いルバーブ、日本一!」と述べた。
④大逆転 キーワード&グッズ紹介
 栃木・茂木町にある「旧木幡小学校」から中継で、缶のプルタブを開ける商品を報じた。この商品は新潟の農業用機械メーカーが作った。最高級モデルが2万円し、1500個以上売り上げた。野田さんが大逆転の秘策を伝える。1つめは「物語消費」。物ではなく、物の裏側にある出来事を消費する。2つめは「確率型投資」。3つめは「右脳勝負」。野田さんは「機能だけでなく、センスやデザインが競争要因につながる」と示した。ら中継で、野田さんが大逆転の秘策を「計画された偶発性」だと示した。野田さんは「問題は、偶然が起きた時に真正面から捕まえる姿勢」とし、「チャンスは待ち構えてとれるもので、掴んだら躊躇しないことが大切」と語った。野田さんは「いろいろ試してみて、うまくいったものだけやればいい」と話し、「ローコストが大切」と語った。る」と示した。


(10月4日生まれの偉人
◆新村 出(しんむら いずる、1876年(明治9年)10月4日 - 1967年(昭和42年)8月17日)は、日本の言語学者、文献学者。京都大学教授・名誉教授で、ソシュール言語学の受容やキリシタン語の資料研究などを行った日本人の草分けである。
◆中原 悌二郎(なかはら ていじろう、1888年10月4日 - 1921年1月7日)は北海道釧路市生まれの彫刻家。大正期日本を代表する彫刻家の一人。
 中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館 http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/bunkashinko/sculpture_mus/

おとなり日記
・2013-10-01 小説家 松田伸治、発明家 三川伸の備忘録   http://d.hatena.ne.jp/shincyan_98/20131001


<昨年の今日>http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20121004