アベノミクスで日本の富580兆円消失 クレディ・スイスが衝撃リポート

アベノミクスで日本の富580兆円消失 クレディ・スイスが衝撃リポート (日刊ゲンダイ) 
 http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar373124
 http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-10097.html
 アベノミクスで日本の富の20%が消えた――!? こんな衝撃的なリポートが話題を呼んでいる。クレディ・スイスが毎年発表している世界の富に関する報告書「グローバル・ウェルス・レポート」の2013年度版だ。この報告書によれば、日本の富裕層はアベノミクスで激減。12年6月から今年6月までの1年間で、100万ドル(約1億円)の純資産を持つミリオネアの数は130万人も減ったというのだ。日本に次いで富裕層が減ったのはブラジルだが、減少数は約1万2000人だから、日本の減り方は異常と言える。この報告書によれば、日本の富裕層はアベノミクスで激減。12年6月から今年6月までの1年間で、100万ドル(約1億円)の純資産を持つミリオネアの数は130万人も減ったというのだ。日本に次いで富裕層が減ったのはブラジルだが、減少数は約1万2000人だから、日本の減り方は異常と言える。
 日本全体の資産で見ると、なんと5・8兆ドル(約580兆円!)が失われたと書かれている。これは日本の富のおよそ20%にあたる。ショッキングな数字にはカラクリがあって、アベノミクスで大幅な円安に振れたためだ。日本人は資産を円で預金している人がほとんどだが、同じ1000万円でも、円の国際価値が下がれば、世界的に見た財産は目減りしてしまう。それで、富裕層の数も激減したのだ。
 経済アナリストの菊池英博氏が言う。「今年上半期の貿易収支を見ると、約5兆円の赤字でした。過去最大の赤字幅ですが、これも円安の影響で、エネルギーなどの輸入コストが高騰しているせいです。極端な円安によって、フローで見れば所得の移転、ストックで見れば評価損が起こっている。円安で輸出企業が儲かったといっても、為替のおかげで輸出額が増えただけで、数量ベースでは増えていない。アベノミクスの異次元緩和と円安誘導によって、国民の富がどんどん海外に流出しているのです。円安は国力を失わせ、国民の富をいや応なく奪っていく。国民生活にとって何もいいことはありません」安倍首相が盛んにアピールするGDP成長率も、ドル換算すれば大幅マイナスだ。国力を失わせるだけのアベノミクスなんて、何の意味もない。

◆『人を感動させる仕事』(前刀禎明著・http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479794085)より
 この著者は、ソニーベイン・アンド・カンパニーウォルト・ディズニー・ジャパン、AOLジャパンを経て、ライブドアを創業、2004年にはアップル・コンピュータのマーケティング担当バイスプレジデントと日本法人代表取締役を兼務した著者が、「価値の創造」を述べた一冊。人を感動させるアイデアや製品を生み出すには、どんな考え方をすればいいのか、が述べられた論考である。
 著者は語る。<一つのアイデアしか浮かばない人には、何が正しくて何がダメなのか、なぜそのアイデアが使えないのか、どこが無駄なのかはわかりません。アイデアが10、20、あるいは100思い浮かぶ人になって、ようやくどれが必要でどれが要らないかという違いがわかってきます>アイデアの数を増やすにはどうしたらいいか。本書で提案している「発散思考」である。発散思考では、論理性や関係性を考慮に入れず、とにかくさまざまなものを取り込んでいく。これを「収束思考」によって結びつける。アイデア発想の王道ですが、確かにこれで、選択肢の数は増える。日本でiPodを普及させた張本人が、「道を歩きながらiPodを聴くな」というのが面白い、、語感を閉ざすことの弊害が大きいということかも。さらに語る、<何かを加えるのではなく、逆に引き算できることはないか><こんなものがあるべきだ><未来に対するイマジネーション>
<ポイント>
・一つのアイデアしか浮かばない人には、何が正しくて何がダメなのか、なぜそのアイデアが使えないのか、どこが無駄なのかはわかりません。アイデアが10、20、あるいは100思い浮かぶ人になって、ようやくどれが必要でどれが要らないかという違いがわかってきます・
・道を歩きながらiPodを聴くな
・消費者が潜在的に求めているもの、何となく「欲しい」と思っているものを、「これでしょうか?」と形にしてみせ、「そうそう! それが欲しかったんだ!」という共感と感動を買い手に呼び起こし、購入への行動を促すのが、エンパサイザー組織や社会にエンパサイザーを標準装備すべき時代。
・途方もない目標を楽しむ山師になれ・
・成功するために本気で取り組み、挑戦し、それでも失敗した。いわゆる「本気の失敗」をするべきだと僕は思っています。悔しい思いをするからこそ、「いったい何が悪かったのだろう?」「次こそ成功するぞ!」と真剣に学ぶことができます。
・技を盗むというのは、「観察・質問・実験」のサイクルを何度も繰り返し、いろいろ試行錯誤を取り入れながら技術を体得していくこと。
・大切なのは「欲求・努力・喜び」のプロセス。
・発想の原点は、あるモノやコトが目の前に提示されたときに、そこに何かを加えるのではなく、逆に引き算できることはないか。

◆人口減少社会を迎え、公共施設の再編を等様々な取り組みンがされている。また、限界集落では、IT起業を中心に若者が高齢者の街に参加して活性化につながっている話を日経新聞の記事にみた。昨日のクローズアップ現代から、ピークアウトした日本の人口から人口減少社会を迎え自治体の財政破綻も増えていくであろう。まさに、これからの財政再建に向けてどうするのかを取組をみた。いかに、行政だけがかんがえるのでなく、住民参加で考えて行くことが大事が痛感した。それだけ、発想力の違いも垣間見た。まsない、生活者感覚であり、自らの生活空間を大事にしようという住民の姿を見ることができる。
・『わが町を身の丈に〜人口減少時代の都市再編〜』(2013年10月21日放送 19:30 - 19:56 NHK総合クローズアップ現代
 今全国各地で公民館やプールなどの取り壊しが始まっている。公共施設を維持するのが難しくなっている。国は9年前からコンパクトシティを推進してきた効率のよい町づくりを目指してきたが、思うように進まない状況がある。かつてない高齢化社会と人口減少の今をどう迎えればいいのか。2050年の人口予測図では、人口減少と高齢化社会を伴い、政令指定都市では約20%、1〜5万人の都市では約40%現象するといわれる。インフラ整備への投資や維持管理費用など難しい問題がある。そのために国は、コンパクトな都市の集約活動が行われているが住民が納得しながらの集約は難しいといえる。
 さいたま市では公共施設の統廃合を加速させていて、体育館や図書館、教育センターなど5種類の公共センターを集める予定である。市にある公共施設は1700か所で維持費は年間280億円に及ぶ。推進チームの野口敦史主幹は財政破綻に行き着かないように今のうちから考えておくことが大切だと話す。名古屋大学の林良嗣教授は、道路と上下水道の総延長距離を人口で割って、一人当たりのインフラ維持費を調べている。また人口減少が進むと、郊外と中心部の格差は180倍にも広がると指摘している。国土交通省の和田信貴課長は高齢化社会と人口減少が進む中で、行政サービスや福祉など維持していくためには一つとして町を小さくする動きであると話す。
 しかし、行政主動だけで中心部へ住民を促し、街を集約するやり方には限界も感じられる。全国で先駆けてコンパクトシティを進めてきた青森市では、市が出資した中核施設は店舗が次々と閉店、思ったほど客が集まらなかった。マンション以外では空き家が目立ち郊外からの移住は進んでいない。青森市の郊外の幸畑に住む櫻田博昭さんは、マンション購入には最低2000万円がかかるがこの地区には買い手がいないので元手が出来ないという。櫻田さんや住民達は行政側から持ち上がった計画を後から知らされるのみ、自分たちの希望を伝える時間もないまま、街の再変が進んでいることに不満を抱いている。街の集約は長期的なスパンで見ていく必要があり、今後も計画は推進していくとしている。
 東北大学准教授の蛯浦道生さんの解説。人口減少と高齢化社会が進み、財政も厳しくなる中、都市計画は長期的なものであるため世代ごとに移ったり、それを活かしながらコンパクトシティを創るという長期的に見ることが大切だと見解を示した。郊外ニーズは進んでいるので、集約された街だけではなく郊外のインフラ開発が進んでいる状況もある。しかし郊外の住宅団地も空いてはいるが、現在のライフスタイルにはマッチしていない現状がある。中心市街地に施設をどう集約するのか、核となる場所に配置していくことが課題となる。道路補正や維持管理などを地域で行うとコストが下がり、180倍を100倍に抑えるなど下げることは可能である。下水道や電気、商業などのサービスなど、技術の変化も伴いエネルギーのソーラーパネルなど、どう上手く活用するかが課題でもある。今後は行政だけではなく、その地域に住む様々な住民の考え、ライフスタイルをきちんと考えていくことが大切だという。
 住民が自ら街を集約することに積極的に関わっている自治体として埼玉県鶴ヶ島市では5年前から公共維持費を削減するために街の中心部に施設を統合しようとしている。計画の当初から市が重要視していたのが、住民と一緒に一から建設案を練り上げることであった。また、住民たちの案は施設の統合だけにとどまらず、出来上がった施設の有効活用まで考えているものとなっている。鶴ヶ島市の建設課の島田光弘課長は住民が建物の維持管理まで関わっていただけると我々としてもありがたいと述べた。
 街を中心部に集約する一方で郊外のはぬきが進んでしまう問題を何とかしようと、住民自身がユニークな取り組みを始めたところとして国立市の谷保地区がある。谷保地区では空き家だった家を格安で借り受けて誰もが利用できる地域の拠点にうまわ変わらせた。そこにはレストランも併設して毎日料理を提供している。この場所の発起人の1人である建築家の饗庭伸さんは使用したい人に場所を提供することによって郊外の財産を最大限活かす形で豊かな空間ができると話した。住民参加で広がる新しい町づくりに関して、その町の魅力的なものを活かせた良いとして蛯浦道生さんは地区として住民が関わりながらマネジメントしていくことが大事だと述べた。また、住民のために空き家や空き地を提供できる仕組みも必要になってくることも話していた。
 埼玉県の鶴ヶ島市の公共施設を住民と話し合って決めていることに関して、街づくりが早い段階から住民にも介入してみらって計画することが重要だと述べた。また、2050年の人口が減っていくという予想をうけて、蛯浦道生さんは広がった街を集約するのではなく、多様なライフスタイルを実現できるような成熟した街を作っていくことがいいのではないかと意見を述べた。

<今日の出来事>
東北楽天。球団創設初のも日本シリーズ進出決定。

(10月21日生まれの偉人)
◆江戸川 乱歩(えどがわ らんぽ、正字体:江戸川 亂步、1894年(明治27年)10月21日 - 1965年(昭和40年)7月28日)は、大正から昭和期にかけて主に推理小説を得意とした小説家・推理作家である。また、戦後は推理小説専門の評論家としても健筆を揮った。実際に探偵として、岩井三郎探偵事務所(ミリオン資料サービス)に勤務していた経歴を持つ。本名は平井 太郎(ひらい たろう)。筆名は敬愛するアメリカの文豪エドガー・アラン・ポーをもじったものである。子供向けに書かれた少年探偵団シリーズは、現在までの累計部数が1,500万部を超えている。シリーズのほとんどで敵役となっている怪人二十面相は、推理小説に登場する架空キャラクターであるが、シャーロック・ホームズ、アルセーヌ・ルパン、明智小五郎金田一耕助らと並んで、広く親しまれている。

<昨年の今日>http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20121021

<本の紹介>
原発は火力より高い (岩波ブックレット)http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4002708802/hatena-ud-22/ref=nosim
イノベーション5つの原則http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B35%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%89%87-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%BB%EF%BC%B2%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3/dp/4478017484
リーマン・ショック・コンフィデンシャル 全2巻 完結セットhttp://d.hatena.ne.jp/asin/B0046HA51M
佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか? (宣伝会議)http://d.hatena.ne.jp/asin/4883352722
 「佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか? (宣伝会議)」を含む人気エントリーhttp://biz-journal.jp/2013/01/post_1380.html