セルマ・ラーゲルレーヴ生誕155周年。Googleトップページが『ニルスのふしぎな旅』仕様に。

◆30〜40代の読者にとって『ニルスのふしぎな旅』という単語は懐かしく響くのではないだろうか。同作はNHKでアニメ化され、1980〜81年にかけて放映され人気を博した。子供のころ毎週見ていたという読者も多いようだ。今日はそんな『ニルスのふしぎな旅』の作者であるセルマ・ラーゲルレーヴの生誕155周年。これに合わせてGoogleトップページががちょうのモルテンに乗ったニルスの可愛らしいイラストに変更されている。本誌でも何度か紹介した「Google Doodle」によるものだ。彼女の代表作『ニルスのふしぎな旅』は、ニルス少年による冒険物語。ニルスはいつも動物をいじめてばかりいた悪ガキだったが、ある日、いたずらをしようとした妖精に魔法をかけられ、身体を小さくされてしまう。ニルスは動物たちから復讐されそうになるが、ちょうどそばにいたがちょうのモルテンの背中に飛び乗り、脱出。ガンの群れに合流し、はるばる北のラップランドを目指すという物語である。

(今日の出来事)
小笠原諸島に、 噴煙。日本に「新しい島」誕生。小笠原諸島の西の島あたりで新しい島ができているのが確認された。海上保安庁が撮影した黒い噴煙を上げている島の最新映像を公開。約2ヵ月前パキスタン地殻変動が原因と見られる大地震直後の島の出現があった。

(11月20日生まれの偉人)
◆徳川 宗春(とくがわ むねはる、元禄9年10月28日(1696年11月22日)〜明和元年10月8日(1764年11月1日)は、江戸時代中期の大名。尾張藩の御連枝支藩である陸奥梁川藩藩主、後に尾張藩第7代藩主。規制緩和政策をとった宗春は、よく質素倹約策の8代将軍徳川吉宗と対比される。初名は通春(みちはる)であったが、尾張藩主就任時に吉宗から「宗」の字を賜って改名した。
 ・徳川美術館 http://www.tokugawa-art-museum.jp/
 ・享保の改革 徳川吉宗VS徳川宗春 http://www.bs-tbs.co.jp/rival/bknm/23.html(2013年3月13日放送)
◆セルマ・ラーゲルレーヴ(Selma Lagerlöf, 1858年11月20日 - 1940年3月16日)は、スウェーデンの女流小説家。本国ではフェミニストとしても知られる。フルネームは、セルマ・オッティリアーナ・ロヴィサ・ラーゲルレーヴ。『ニルスのふしぎな旅』(1906年)の著者。1909年に、女性で初めてのノーベル文学賞受賞者となった。キリスト教の寓話的作品、絵本を数多く書いていた。 現在のスウェーデン20クローナ紙幣にその肖像を見ることができる。
◆岡田 信一郎(おかだ しんいちろう、1883年(明治16年)11月20日 - 1932年(昭和7年)4月4日)は、大正・昭和初期に活躍した建築家である。東京高等師範学校附属中学校、第一高等学校を経て、東京帝国大学卒業。東京美術学校(現・東京芸術大学)、早稲田大学で教壇に立ち、多くの後進を育てた。和洋のデザインを問わず、歴史的な様式に従った建築を鉄筋コンクリートで建てることに定評があり、「様式の天才」と呼ばれた。ノート]関東大震災で倒壊したニコライ堂の鐘楼とドーム部分を再建してもいる。

<昨年の今日>http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20121120