今日の天気。トヨタ 販売台数2年連続世界一へ。そして「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」から

◆まさに昨年の今日も天気が悪かったようである。果たして今日はどうなるのかと心配したが、寒い一日であったが、天気は雨も雪も降らず一安心。北日本に住む人たちには申し訳ないが、、、。雪下ろしで事故多発。寒波で雪国では被害が続出している。千葉県館山市ではうっすらと雪が積もった。秋田県横手市では積雪が178センチ平年の3倍以上となり、店舗が約227平方メートルにわたり雪の重みで倒壊した。温暖化の影響かも。
 午後から会議が二つあり、帰宅が遅くなってしまったが、天気も悪くならず帰宅。帰宅後、講演レジメを作成。明日には発送できそう。明日から、原稿作成を兼ねて、話し言葉に直す予定。あと2週間余りで完成させなければなるまい。約束を守ることは原稿を書く上で大事なことである。これが出版社との信頼を生むことになるであろう。また、明日から頑張っていこう。今週末も原稿修正に追われるであろう。

ゼネラル・モーターズが発表した去年1年間の世界販売台数はおよそ971万台だった。また、ドイツのフォルクスワーゲンもおよそ950万台と公表している。こうした結果、去年のグループ全体の販売台数を過去最高の996万台と見込んでいるトヨタ自動車が2年連続で世界一になる事が確実になった。トヨタ自動車は北米での販売が好調で中国・反日デモの落ち込みから回復している。トヨタ自動車は2014年の世界販売台数を1000万台超の過去最高を更新する見通しも示している。

◆「この本「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」(http://www.amazon.co.jp/%E8%97%A4%E5%8E%9F%E5%92%8C%E5%8D%9A%E3%81%AE%E5%BF%85%E3%81%9A%E9%A3%9F%E3%81%88%E3%82%8B1-%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-%E8%97%A4%E5%8E%9F-%E5%92%8C%E5%8D%9A/dp/4492045082)を読むか読まないか、またいつ読むかで人生が変わるだろう。」これは、これからの時代を生きる道を示した本。それは、「希少性」を身につけて、食える人になること。「 “100人に1人” という1%の希少性を獲得できれば、どの分野でも食べていける確率が高くなりますし、その他大勢のライバルから抜け出すことも可能になります。」
 そのための7つの条件とは条件1〜3までがすべての人に共通で、条件4〜7までが目指すタイプによって4つに分かれます。では、まず共通の3条件について見ていきましょう。
  条件1 パチンコをしない
  条件2 ケータイゲームを電車の中で日常的にしない
  条件3 本を月1冊以上読む
 分類されるタイプは、「社長タイプ」、「自営業タイプ」「公務員タイプ」、「研究者タイプ」の4つ。
 ではこの中で、経済低価値を重視し、権力志向の強い「社長タイプ」について4番目〜7番目の条件を見てみましょう。
  条件4 会社で作業ではなく仕事をしているか
  条件5 営業力・プレゼン力・交渉力があるか
  条件6 「正解主義」「前例主義」「事なかれ主義」を打ち破れるか
  条件7 合わない上司はいないか
 これらの条件をすべてクリアすると、組織での役割としての仕事を人生の中心に置き、会社組織で出世できる人になるようです。藤原さんの友人は、東日本大震災の1か月後、「被災地の子どもたちに甘いものを食べさせてあげたい」という思いから、ロールケーキを徹夜で700個つくり、東京から8時間かけて被災者のいる難民所に届けたそうです。そこで避難所の責任者のとった行動は驚くべきものでした。「うちは800人います。700個では100個足りないから受け取れません」と、受け取りを拒否したそうです。
 本書の「社長タイプ」の条件説明の中で、藤原さん流の「英語習得法」が紹介されていました。藤原さんは英会話に関して長い間コンプレックスがあり、37歳のときに、一念発起してマスターしたそうです。
  英語習得法1. 仕事に使う機会をつくる
  英語習得法2. A4レポート用紙10枚分を英作文し丸暗記
  英語習得法3. 英語の履歴書をつくりプレゼン
 特に3番目の「英語の履歴書」はおすすめで、一度作って暗記すると、外国人と話す時はいつでも使え、しかも自分の土俵に引き込むことができるので、やってみる価値はありそうです。
<ポイント>
 1.3つの分野で「100人に1人」をめざす
 もし20代のうちに、ある分野で「100人に1人」になれたなら、30代でもうひとつの分野に挑戦して、2つの分野で「100人に1人」をめざしましょう。それができたら、40代でまた別の分野に挑戦して、3つの分野で「100人に1人」をめざします。ひとつの分野でプロになったら、そのままその分野を極めていくより、別の分野にスライドして、複数の分野でプロになる。それこそが、グローバル・スーパーエリート以外の一般ビジネスパーソンが生きる道だと私は思います。なぜなら、あるひとつの分野で「100人に1人」になったあと、さらに「1万人に1人」「100万人に1人」をめざすのは非常に厳しい道のりだからです。
 2.自分がリアリティをもてる分野で会社を選ぶ
 たとえば、コンビニやデパート、家電量販店に行って買い物をしたら、その商品はどういう会社がつくっているのか、関心をもってみてはどうでしょうか。犬が好きなら、犬に関する会社ばかりを探してみたりするのです。世間がいくら財閥系やIT系の大企業を持ち上げていても、自分の心が動かなければ惑わされてはいけません。五感を総動員して、その判断を信じるべきです。
 3.自社株を買って経営者目線を身につける
 身銭を切って自分が勤めている会社の株を買えば、自然に会社全体の業績が気になります。自分がいる部署だけでなく、他部署の業績も知りたくなる。そして、どうしたら会社全体の業績が上がるかを考えるようにもなるでしょう。つまり、経営者目線で物事を見るクセがつくのです。ですから、もし自社株が公開されているなら、公開されている価格で買いましょう。公開されていなくても、社員持株会制度があれば購入しましょう。
 4.交渉は相手の頭の中にある要素だけで話をする
 相手の話を徹底的に聞き、共通点を探して相手に安心感を与え、相手の頭の中にある要素だけで話をする。もしも私が交渉の時間を1時間与えられたら、55分間は相手の話を聞くことに専念して、相手の頭の中にどんな要素があるのかを探ります。そして、「A」と「B」と「C」が相手の関心事であることがわかったら、最後の5分間で、さっと「A」と「B」と「C」を使って説明して終わりです。プレゼンテーション同様、相手の頭の中にある要素で勝負するのが交渉なのです。
 5.自分の履歴書を英文にして暗記する
 自分で英作文した原稿を、ネイティブにも通用するようにネイティブにチェックしてもらいましょう。完成したA4・3枚の履歴書は、繰り返し読んで丸暗記してしまいます。自分に関する内容だから、自分が誰よりも専門家。暗記するのもあまり苦になりません。経済に関心のない人が経済ニュースの英文を暗記するのとは、まったく違います。この履歴書は一度、暗記してしまえば、外国人と話すときにいつでも使えます。しかも、自分についての話題ですから、自分の土俵に引き込むことができる。
 6.時間にルーズな人と付き合わない
 自分と時間のスピード感が違う人間と仕事をするほど、イライラさせられることはありません。自分のほうが時間の感覚が速く、相手のほうが遅い場合、相手に自分の時間をとられてしまう危険があるので、一緒に仕事をするのは避けたほうがいい。仕事仲間は、自分と時間感覚が合う人を選びましょう。逆に、時間感覚が自分より速い人と一緒に組めば、仕事も速く進みます。仕事の密度が濃くなり、アウトプットの量も増える。そうして生まれた時間を、自分の1万時間の練習に投じるのです。
 7.名刺はごちゃごちゃ書かない
 「プロ志向」の人が増えてきたせいか、最近は会社の名刺のほかにもう1枚、プライベートの名刺を作成して、2枚渡す人も増えています。しかし、大変申し訳ないのですが、私はひとりの人から2枚もらっても、とっておきません。4つ折り、8つ折りになっていて、そこに自分の決意表明を書いている人もいますが、そんなものを渡されても、「なぜわざわざ広げて、あなたの決意を読まなきゃいけないの?」と思ってしまいます。 プライべートの名刺をつくるとき、または独立して名刺をつくるとき、ごちゃごちゃ余計なことを書くのはやめましょう。シンプル・イズ・べストです。

<人物資料館の紹介>
・小倉康臣 宅急便30年のあゆみ - ヤマト運輸 http://www.kuronekoyamato.co.jp/company/30th/

<昨年の今日>http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130115/p1