吉田初三郎生誕130年。

Googleトップページのロゴが変更されている。何やら地図のようだが、これは大正・昭和期に活躍した鳥瞰図絵師・吉田初三郎の誕生日を記念したもの。記念日にあわせてロゴが変更される「Google Doodle」による。吉田初三郎は1884(明治17)年、現在の京都市中京区に生まれた。当初は洋画家を志していたが、1914(大正2)年に手がけた京阪電車の沿線案内図が皇太子時代の昭和天皇の賞賛を受けたことをきっかけに、商業用のパノラマ画を専門とするようになった。折しも大正の観光ブームの時代だった。初三郎が描いた、左右の端をU字型にまげ大胆なデフォルメを施した独特の絵図は、「初三郎式鳥瞰図」と呼ばれ、鉄道旅行の発達に伴う観光ブームの中で人々の人気を博した。「大正広重」と呼ばれるようになった吉田初三郎のもとには、全国各地からパノラマ画の依頼が殺到した。吉田の事業の中でも有名なのは「別府観光の父」油屋熊八との提携である。油屋熊八は温泉で有名な大分県別府市の観光地化の立役者として知られるが、「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」のキャッチフレーズに代表される彼のPR戦略には定評がある。そんな油屋熊八が目を付けたのが吉田初三郎であった。吉田は油屋の依頼を受け、別府の名湯を紹介する鳥瞰図を作成した。吉田の作品は別府を代表する旅館「亀の井ホテル」のPRに使用された。

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◆あと4週間を切った。4月から自分の生活はどう変化するのであろうか。不安交じりであるが、今は仕事に没頭せよ。いずれ、それが道を開くものであろう。
35冊目の情報ストック。100円ノートの5冊合冊からスタートして、途中スプリング式になったり、厚いノートになったりしながら、現在の35冊目のノートに昨日からなった。その日のスケジュールが入っていたり、途中アイデアノートに分冊したが自分史のノートを物語る。このようにA5版のノートにまとめるようになって、ちょうど35冊目である。分野別に以前はA4版ノートを使っていたが、現在のスタイルにしてまもなく7年がすぎようとしている。昨日から35冊目の情報ストックをまとめてきたが、今日のテーマは「ひらめき」である。まさに、私のアイデアの源泉である。いままでアイデアマラソンとしてノートを分けていたが、今回からはこのノートに一冊にまとめることにした。

◆原稿の見直しの依頼を受ける。来月から連載を予定していた原稿であるが、編集者から前回の論文とミックスしたないようにしてほしいという要望があり、これから2週間程度でまた原稿作成である。何とか今月半ばぐらいには修正していきたいものである。

<本の紹介>
昭和天皇―「理性の君主」の孤独 (中公新書)http://d.hatena.ne.jp/asin/4121021053
・稼ぐ人になるアイデアマラソン仕事術―発想とツキで、強いチームを生み出す、仕事ができる人のやり方http://d.hatena.ne.jp/asin/4817180242

<今日のトラックバックhttp://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130908/p1 http://www.palge.com/news/h23/11/20111106kouen.htm

<昨年の今日>http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130304/p1