『外資系金融のExcel作成術』(慎泰俊著)

◆『外資系金融のExcel作成術』(慎泰俊著)より
 まずは、美しく「見やすい」表の作り方であるが、著者によると、<「見やすい表」とは、一言でいえば、「どうやって見ればよいのか説明を必要としない表」のこと>。そのためには、<情報の並べ方が人間の認知の仕組みに従っている>必要があるらしい。著者の言葉を借りると、「時間は左から右に流れる」「論理は上から下に流れる」ように作るのが原則だそうである。本書の例をもとに紹介すると、売上、営業利益などの財務数値とKPI(Key Performance Indicator)があったら、業績の原因となるKPIを上に書き、結果である財務数値を下に書く、ということ。
【グローバル基準の書類の作り方】
 ●通常の場合
・日本語はMSPゴシック(Macであればヒラギノ角ゴでもよい)
・英語であればArial
  ●非常にフォーマルな文書の場合
・日本語はMSP明朝
・英数字はTimes New Roman
<ポイント>
・「見やすい表」とは、一言でいえば、「どうやって見ればよいのか説明を必要としない表」のこと
・見やすい表とは、その表の見方についてのアフォーダンスを備えているもの
・時間は左から右に流れる
・論理は上から下に流れる
・論理が上から下に流れる表というのは、言い方を変えると、「表を上から下に説明していけば何が起こったのかを説明できる表」のこと
・なぜか日本の会社のExcelでは、英数字についてもMSPゴシックなどの日本語フォントを用いているところが多いのですが、MSPゴシックは本来日本語を書くために生まれたフォントで、英数字についてはあまり精神を割かれていないのか、決して美しいフォントにはなっていないという意見が大勢を占めています
●通常の場合
・日本語はMSPゴシック(Macであればヒラギノ角ゴでもよい)
・英語であればArial
●非常にフォーマルな文書の場合
・日本語はMSP明朝
・英数字はTimes New Roman
Excelで表を作るときのフォントサイズは10ポイントが良い
・置換の画面で、「検索する文字列」に「=*」と入力し、置換後の文字列を空白にします。ここで「*」はワイルドカードで、どんな文字列であっても「=」の後に続くものはすべて置換の対象
・モデルの作り方にはある約束事があります。それは、インプット欄(すなわち数字をベタ打ちしてよいエリア)の数字は青、アウトプット欄(すなわち数字を組んでいるエリア)の数字は黒にする、ということです。こうすることにより、初めてモデルを見た人でも、どのエリアはいじってよくて、どのエリアはいじってはいけないのかが理解できる
●財務モデル作成の3ステップ
(1)財務三表を連動させ、実績値が整合しているか確認する
(2)実績値から重要業績評価指標(KPI:Key PerformanceIndicator)を求め、経営分析をする
(3)KPIを前提条件として将来財務諸表を作成する

<今日のトラックバック>「「玉川上水」にみる武蔵野の面影」http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20120424/p1

<昨年の今日>ゴールデンウィーク2日目。「ソロモン流 」 今日の賢人は阿川佐和子さん。(今日で連続210日)http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130428/p1
 1年後の昨日のソロモン流は『最も旬な男 坂上忍に1ヵ月密着』(2014年4月27日放送 21:54 - 22:48 テレビ東京ソロモン流」より
◆朝8時30分、坂上忍が本番の1時間半も前にフジテレビを訪れていた。遅刻は嫌いだといい、売れっ子だからという甘えもない。スタジオにも坂上が一番乗り、「ノンストップ!」の本番に臨んだ。毒舌ぶりが人気を呼び、4月からは生放送の新番組のMCも担当する。この日はまだまだ仕事が詰まっている。合間をぬって行きつけの「そば処 旬坊」を訪れたが、昼前から生ビールや熱燗を飲んでいた。仕事の合間にお酒を飲むことはよくあるのだという。テレビからの期待が高まる中、坂上は下手したらテレビに出られなくなるという思いはどこかにあると話した。
 かつては天才子役として大ブレイク、芸歴43年の現在、毒舌で再ブレイクした坂上忍に密着した。今年ですでに100本以上の番組に出演している坂上忍だが、多忙なスケジュールをぬって自らが設立した子役スクール「アヴァンセ」を訪れる。現在140人が所属し、厳しい指導で知られる。由
坂上忍が自ら設立した子役スクール「アヴァンセ」では、この日は恥を捨てさせるために子どもたちにトリオ漫才を行わせていた。泣きだした小林愛奈ちゃんに対しても、厳しい指導を続けた。子役には自力でいってくれることが理想だができない子には厳しくする、子役で失敗していなかった教えられないという。
 坂上忍は当時3歳か 劇団若草に所属し、1973年にはドラマ「ありがとう」に出演。17歳で映画初主演を果たし、「クレージーボーイズ」では三枚目の男役を演じた。30歳では監督デビュー。現在は新作舞台のための稽古を行っている。坂上忍はこれまでに32本の舞台作品で脚本・演出を手がけていて、今作「Re:verse リバース〜あの瞬間に戻れたら」のテーマは震災だった。稽古初日に坂上忍は突然終了を言い渡し、出演者と懇親会を行った。舞台稽古7日目、鶴田亮介が演じる男性部下が女性上司を問い詰めるシーンを演じた。台本42行に及ぶ長台詞の場面では坂上忍は途中で自らが演じ、鶴田に感情が感じられないと指摘した。
 坂上忍は生まれ育った東京・西荻窪を散策し、番組案内人の船越英一郎と対面。坂上は小学生の頃に通ったという「四季料理 笹よし」を訪れ、当時から好きだったおこぜの刺し身、おこぜの唐揚げを堪能。坂上忍の父 勝也さんは新聞記者をやめると自ら出版社を立ち上げたが、ギャンブルや会社倒産で1億円の借金を背負った。坂上忍は借金を返すために働き、28歳の時に処女小説「みのつく女」を執筆。そして勝也さんは一昨年他界し、坂上忍は借金があってもギャンブルなどやりたいことを貫いていた父には追いつけないと感じたとコメント。船越英一郎坂上忍が飲みながら話した。結婚について、坂上忍はないと言い切っていたが、船越が結婚しろと言った。
 坂上忍脚本・演出の舞台稽古が終盤を迎えていた。子役のりょうたくんは感動を与える大事なシーンに出演する。泣く芝居で泣けないりょうたくんに、坂上忍から厳しい指導が入る。稽古の後には恒例の親睦会。鶴田亮介について、坂上はなんとなくでここまで来てしまっていると語る。舞台初日。9年がかりで本多劇場での公演にこぎつけた坂上忍は舞台について、妥協しないで芝居に関われる仕事だと語る。役者への指導にも力がはいる。本番前、泣けないりょうたくんを呼び、Wキャストの真也くんに初日を変わってもらうか問いかける坂上。泣きだすりょうたくんは選択を迫られた。坂上忍はりょうたくんに代わって子役の岡村真也くんに舞台初日の出演を言い渡し、酒を飲みに出かけた。舞台「Re:verse リバース〜あの瞬間に戻れたら〜」が開幕し、演出席から見守っていた坂上忍はキャスト陣に労った。舞台2日目に坂上忍は子役を演じるりょうたくんに最低限の演技指導を行い、母親なしで1人で楽屋で支度するように言い渡した。そして開演前に、坂上はりょうたくんに泣いたほうがカッコいいのがこの仕事とコメント。舞台2日目に坂上忍が演技指導をした子役のりょうたくんは泣きながら演技を見せ、坂上は許せる範囲だったとコメント。そして舞台は千秋楽を迎え、最後のあいさつで坂上忍はこの後にどれだけ飲むかは明日のバイキングを見ていただければとコメント。その後、出演者との飲み会が行われた。坂上忍はテレビに出てるのも、飲みに出かけるのも自分の中では同じだと思っているとコメント。坂上忍は2ヶ月ぶりの休日に愛犬たちと海にでかけた。最後に、船越英一郎は思ったことを躊躇なく語る坂上忍には反感を恐れずに正直に生きようとする姿があり、これからも貫き通して欲しいとコメント。