石川県立西田幾太郎哲学館と哲学の道

◆石川県立西田幾多太郎哲学館 http://www.nishidatetsugakukan.org/ 
 今日が生誕の日にあたる谷川徹三は哲学者で、西田幾多郎京都大学. 教授時代の教え子になる。哲学館の前身である西田記念館の落成式では、谷川徹三が「現代とはどういう時代か」という題で記念. 講演をしている。まさに、西田哲学の継承者である。
 また、「波多野記念館」で開催された大本の作品展に谷川徹三が訪れた。谷川は後に法政大学総長に就任、日本を代表する哲学者であると同時に帝室博物館(現東京国立博物館)次長、日本芸術院会員として美術にも深く携わった人物だ。谷川は前年、東京で開催された王仁三郎の耀盌展の機会を逸したことによる綾部・亀岡来訪であった。作品展会場から大本の綾部本部に戻ってさらに多くの作品に触れた。すみ子の作品を前にして谷川の足は止まり動かなかくなった。「すみ子刀自(とじ)の書といい、画といい、あの耀盌以上に素晴らしい。日本の書道史の上から見ても第一級」と折り紙をつけた。谷川は、すみ子に対し、弘法大師良寛の書を引き合いに出し「あなたの書はこれらの人の書に勝るとも劣りません」と話している。
 谷川徹三は、天才画家ピカソについて「古典調から立体派、さらに超現実、抽象と作風は激動したが、彼の画面は人間愛に貫かれている。」としたうえで、「社会と人間を見つめる目が、青の時代のピカソと、小西君は共通したものを持っている。」と絶賛した。

哲学の道(てつがくのみち)は京都市左京区にある琵琶湖疏水分線に沿った歩道である。永観堂付近にある熊野若王子神社横から始まり、銀閣寺道バス停付近の白川通今出川交差点まで続く。熊野若王子神社から大豊神社参道までは琵琶湖疏水分線が山裾に沿って流れており、疎水の山側は自然の森となっており、対岸側に桜並木がある。そのため春は桜、秋は紅葉が美しい区間である。近年は廃業した喫茶店に住み着いた多くの猫が有名になりつつある区間でもある。それより北側は両側が住宅地となり、疏水の両岸に桜並木が植えられている。歩道も東側にもある場合があるが、よく整備されているのは西側だけである。桜の季節や紅葉の季節には多くの観光客でにぎわう。哲学者・西田幾多郎がこの道を散策しながら思索にふけったことからこの名がついたと言われる。「思索の小径」と呼ばれていたものが、いつしか「哲学の道」と呼ばれるようになったとされており、1972年(昭和47年)に正式な名称となった。日本の道100選にも選ばれている散歩道である。道の中ほどの法然院近くには、西田が詠んだ歌「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」の石碑がある。

交流戦 巨人4x―3日本ハム(26日・東京ドーム)復帰2戦目の中井が日本ハムの抑えのエース・増井からプロ入り初のサヨナラ打。巨人が2連勝を飾り、同率2位に浮上した。

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