今日生誕の志田順の功績

◆今日生誕の志田順の功績
 1902(明治35)年に地磁気国際同時観測が行われたとき、京都市の上賀茂に観測所が設置されて1年間使用され、その後そのまま放置されていたが、京都へ着任した志田は、まずこの建物を修理して使うことにし、そこにドイツ製の水平振り子の傾斜計とウィーヘルト式地震計を東京帝国大学から借りて設置した。今もある上賀茂地学観測所である。志田は、地球潮汐の記録から地球表層の剛性率を求める研究を行い、地震のP波初動の地理的分布を調べた結果、P波初動に「押し波」と「引き波」があって4象限に分布することを発見し、また、1926年には「深発地震存在の提唱」と題して別府で講演した。志田は、また関西の財界や行政の有力者を説いて寄附を集め、地球物理学講座を新設し、さらに別府に地球物理研究所を設立し、さらに1930(昭和5)年に、阿武山地震観測所を設立した。

<今日のトラックバック>『時給800円のフリーターが3年で年収1000万円に変わる仕事術』(松田 元著)からhttp://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130208/p1
            島耕作流プロフェッショナルサラリーマンとは。そして.「アフリカの成長をとりこめ“チームジャパン”の新戦略」とは                                                                            http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130530/p1

<昨日の今日>今日は本社へ。『人気沸騰! 軽自動車 いま何が起きている?』(ガイアの夜明けから) http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130528/p1