「芥川賞」は柴崎友香氏の『春の庭』 「直木賞」は黒川博行氏『破門』
◆日本文学振興会は17日、『第151回芥川賞・直木賞(平成26年度上半期)』の選考会を東京・築地「新喜楽」で開き、芥川龍之介賞に柴崎友香氏(40)の『春の庭』(文學界6月号)、直木三十五賞に黒川博行氏(65)の『破門』(KADOKAWA)を選出した。なお、芥川賞の柴崎氏は候補4度目にして受賞を決め、直木賞の黒川氏は候補6度目にして念願の受賞を手にした。
芥川賞・直木賞は昭和10年に制定。芥川賞は新聞・雑誌に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌、単行本で発表された短篇および長編の大衆文学作品を対象に優秀作を選定する。
<本の紹介>
・芥川賞物語 http://d.hatena.ne.jp/asin/4862381944
・春の庭 http://d.hatena.ne.jp/asin/4163901019