これからの官兵衛は。そしていよいよ初冬に。

◆これからの官兵衛は。
 豊臣秀吉の死後、豊臣政権は五大老五奉行によって運営されており、それを知った黒田如水は「天下は再び乱れるだろう」と言い、豊臣政権には近づかず、中津で天下の形勢を見守った。
 さて、豊臣政権には以前から「文治派」と「武断派」の対立があり、豊臣秀吉の死を切っ掛けに「文治派」と「武断派」の対立が表面化した。文治派は、豊臣政権で政務を担当していた石田三成大谷吉継小西行長らであり、武断派は、戦線で戦う加藤清正福島正則細川忠興らである。文治派の石田三成らは朝鮮出兵のとき、豊臣秀吉に武将の失敗を讒訴したので、武断派石田三成らに激怒していた。また、戦線で手柄を立てて恩賞を得る武断派には、戦わずして恩賞を得る石田三成らの事が許せなかったのである。
 そのような中、黒田如水黒田官兵衛)は慶長3年12月に上洛して伏見の黒田邸へ入った。そして、黒田如水は派閥争いには近づかず、黒田長政に「徳川家康によしみを通じろ」と命じたのである。

◆冬型強まる 北日本・北陸 あすにかけ暴風・高波に警戒 。北日本・北陸であすにかけて暴風や高波に警戒が必要だと勧告されている。あすにかけ冬型となり、全国的に風が強まる見込みだ。そろそろ冬の訪れか。

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