あけましておめでとうございます。今年はどんな年。

◆戦後70年にあたる2015年を迎えた。歴史をふり返ってみれば節目の年である。自民党が結党して60年、日韓国交正常化から50年、先進国のサミットがスタートして40年、プラザ合意は30年、世界貿易機関WTO)の発足から20年、京都議定書が発効して10年。それぞれ内政、外交、経済の枠組みをかたちづくってきた出来事である。そして今年は。
 「運命の年明く。日本の存亡この一年にかかる」。70年前の元日、のちに人気作家となる医学生山田風太郎は日記にこう書いた。「祈るらく、祖国のために生き、祖国のために死なんのみ」。敗北の予感は市井に漂い、悲壮な決意を強いて運命の昭和20年は始まったようである。戦後の節目の、新しい年を迎えた。これだけの長い歳月、一度も戦争を経ずにやってきたのは本当に貴重なことである。どこかの大臣ではないが、対談で、「集団的自衛権を行使するために・・・」と聞かれ、「戦争するの当たっては、いや集団的自衛権を行使するにあたっては、、、、」と言い間違えたが、意識の根底に戦争に参加するつもりがあるように仕方がない。過ぎ去った日々はしばしば美しい。たしかにあの戦争の時代に、人々は生と死にひた向きに対峙した。しかしまた、無理無策を重ねてたくさんの過ちを犯し、アジアを苛んだ現実もあった。「運命の年」から70年。明日のためにもこのことを忘れてはいけない。

◆日本の人口 8年連続減 減少幅は過去最大に。
 日本の人口は8年連続で減少し、減少幅は過去最大になることがわかった。厚生労働省によると去年生まれた赤ちゃんは100万1000人で戦後最小となり、亡くなった人は126万9000人と戦後最多となった。これにより日本の人口は8年連続で自然減となり、減少幅は26万8000人と過去最大の見通しで人口減少が加速している。厚生労働省は「高齢化とともに子ども生む世代が減り、今後も人口減少が続くとみられる」と分析。

天皇陛下 新年の感想。
 天皇陛下は新年あたっての感想について、「昨年は大雪や大雨、御嶽山の船k災害で多くの人命が失われ、家族や住む家をなくした人々の気持ちを察しています」、さらに「防災に関心を寄せ地域を守っていくことがいかに重要かということを感じています」と述べた。また、終戦から70年にあたることについて「各戦場で亡くなった人々、広島長崎の原爆、爆撃などで亡くなった人々は誠に多く、この機会に満洲事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが大切」と述べた。天皇陛下は4月8日から2日間パラオを訪問、今月17日に阪神・淡路大震災20年追悼式典などに参加する予定。

◆午前0時を過ぎて、どこかのお寺の除夜の鐘を聞きながら、ラジオニュースによれば、「あさってにかけ雪に警戒。日本海側や山沿いを中心に雪が強まっており、明後日まで降り続くと見られ、気象庁は暴風、高波、猛吹雪と交通への影響を警戒するとともに、雪崩、着雪、落雷、突風に十分注意するよう呼びかけている。」そしてお昼前から初雪。元旦から初雪です。今年はどうなるのでしょうか?


◆仕事の目標は。
 営業所の成績向上が一義的であるが、そのためには、お客さん応対の質の向上であり、自ら学ぶ人材育成が基本目標である。

◆個人的には、まず、健康であること第一義的であるが、4年後を見据えて、過ぎなるステップへのキャリアアップのために、常に学ぶことを忘れず、取り組んでいきたい。そしてそれを自分の栄養にしていきたい。

<1月1日生まれの先人の言葉>
鳩山一郎
 ・闘病生活は一つの精神闘争なのである。