「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」(連続830日目)

<今日の偉人資料館>
長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館・長崎近代交流史と孫文梅屋庄吉ミュージアム
 http://www.nmhc.jp/museum/
 中国の辛亥革命の指導者である孫文を、生涯にわたり物心両面で支援した本県出身の実業家・梅屋庄吉を広く世に紹介し、国際交流や地域活性化に活かす「孫文梅屋庄吉と長崎」プロジェクト集大成として、「長崎近代交流史と孫文梅屋庄吉ミュージアム」が、長崎県長崎市と共同でオープン。
長崎が日本の近代化に果たした役割や、孫文梅屋庄吉との間に生まれた国境を越えた厚い友情とその功績を観覧できるこのミュージアムである。
梅屋庄吉(うめや しょうきち、明治元年11月26日(1869年1月8日)- 昭和9年(1934年)11月23日)は、日本の実業家。アジア主義者。長崎県生まれ。幼少期、土佐藩経営の土佐商会の家主もあった貿易商・梅屋家に養子入りする。一時は米穀相場に失敗して中国へ退転したが、写真術を学んで写真館を経営するなど、香港で貿易商として地位を築いた。
 中国革命を企図した孫文に多額の資金援助をし、辛亥革命の成就に寄与している。革命後も、孫文宋慶齢との披露宴を主宰するなど、たびたび日本に亡命した孫文への援助を続けた。また、頭山満犬養毅、山田純三郎、宮崎滔天アジア主義者らと集い、フィリピンの独立運動にも関与している。その後、映画事業に取り組んで白瀬矗の南極探検や辛亥革命の記録映画を製作し、これらの事業で得た多額の資金を革命に投じている。
 千葉県夷隅郡長者町の別荘において孫文らと秘密の会議をしばしば行なった。この別荘は高い塀と樹木に囲まれており、外部からは内部の様子が殆ど見えず、場違いの白亜の館らしものが見える状態になっている。日中関係の悪化に伴い、外相・広田弘毅に改善の談判に赴こうとした途上、最寄駅である外房線三門駅にて倒れ、急死した。65歳歿。(http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20130108/p1)

<1月8日生まれの先人の言葉>
堀口大學(詩人)
 ・日本語の美しさが身にしみる。

<今日のニュース>
◆東京 高尾山 氷の花が見頃に。
 東京八王子市の高尾山で氷の花といわれる”シモバシラ”が見頃とされている。その一方で植物を守るための柵を乗り越えてシモバシラを撮影するなどし植物が傷つくなどの被害が出ている。高尾山ビシターセンターでは看板を置くなど対策をしている。
◆好景気でも“休廃業”…。
 近年、地方の人口減少や好景気ゆえの人手不足などによる、企業の休廃業が問題になっている。新潟市内の老舗のみそ蔵は、販路縮小により売上が伸びなかったこと、後継者がいないことから、休廃業を決めた。帝国データバンク情報部・藤森部長は、地域を長年支えた企業ほど人口減少の影響は大きいと指摘する。島根では、若者の都市部流出による人手不足などが原因で休廃業した建設会社が増加している。島根県は人材確保にむけ業界団体との勉強会も始めたものの、根本的な解決には繋がっていないのが現状。

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<本の紹介>
・秘伝「書く」技術  http://www.shueisha-int.co.jp/blog/?cat=114
 http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%98%E4%BC%9D%E3%80%8C%E6%9B%B8%E3%81%8F%E3%80%8D%E6%8A%80%E8%A1%93-%E7%9F%A5%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%8F%A2%E6%9B%B8-%E5%A4%A2%E6%9E%95-%E7%8D%8F/dp/4797672935
 <目次より>
 第一章:創作の現場 一つの小説ができるまで
 ある日、事故のようにテーマに遭遇する/取材先の雲南省で「五芒星」に出会う /まず年表と日表を作成する/『陰陽師』には「とにかく書く」術 を 使う/ 『魔獣狩り』のベッドシーンの素晴らしい点 ほか
 第二章:創作の技術 面白い物語をつくるポイント
  四歳からぼくは作家だった/文字のない時代にも物語はあった/悪役の系譜から 生まれた安倍晴明/どうしても源博雅が必要だった理由/「椅子取 り ゲームで す」と口説かれて書いた『神々の山嶺』ほか
  第三章:創作の継続 どうやれば続けられるか
  趣味が仕事の幅を広げてくれる/三〇代の文章と六〇代の文章の違い/どうやっ て売れる本を書くか/新しいペンネームでデビューする理由/最後 に 書くと決 めた「最終小説」ほか
  <著者夢枕獏について>
   小説家。1951年、神奈川県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。77年、作家 デビュー。「キマイラ」「サイコダイバー」「陰陽師」など の  シリーズ作品で 人気を集める。89年、『上弦の月を喰べる獅子』(ハヤカワ文庫)で日本SF大 賞、98年、『神々の山嶺』(集英社文庫)で 柴田錬三郎  賞、2011年『大江戸釣 客伝』(講談社文庫)で泉鏡花文学賞舟橋聖一文学賞吉川英治文学賞(2012 年)などを受賞。
**最近小説を書こうかなとも考えている。文才があるわけでもないが、これからの人生の多様化のために挑戦してみようかなと考えている。農業、江 戸、京都、英語、そして小説と少し材木屋ではないが、気が多いかな。でも、多様な分野に挑戦するのもこれからの人生を楽しむ方法かも。「夢枕獏 は、何をひらめき、どのように材料を集め、小説に仕上げるのか? 創作の実践的技術を初公開!。」というキャッチコピーに誘われて講演会にいけな いが、この本を読んでみようかな。
・「孫文―百年先を見た男 (新人物文庫)」http://d.hatena.ne.jp/asin/4404040113

<今日のトラックバック
・敗者の論理「粛清」。七回読み勉強法の実践。本日連続750日達成。
   http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20141020/p1