今日は1月㏮。かつては成人の日。そして、今日、芥川賞 小野正嗣さん「九年の祈り」直木賞 西加奈子さん「サラバ!」

<今日のニュース>
芥川賞直木賞 受賞作品決まる。
 第152回芥川賞直木賞の受賞作が発表された。芥川賞に選ばれたのは、小野正嗣さんの「九年前の祈り」。直木賞には西加奈子さんの「サラバ!」が選ばれた。
◆舛添知事 介護職員の待遇改善へ “手当支給”。
 舛添知事はBS日テレの深層NEWSに出演し、介護職員の待遇改善を図るために東京都独自の制度を設ける方針を示した。都の施設に勤務する介護職員に対してキャリア段位制度に応じて手当を支給するというもので、来年度予算案に経費を盛り込む方針。

<1月15日の歴史>
◆1874年東京警視庁(現在の警視庁の前身)創設。1899年雑誌『中央公論』創刊。1936年松竹大船撮影所が開所。1939年69連勝を続けて、3年間負けなしだった横綱双葉山が、前頭の安藝ノ海に敗れる。双葉山定次 1939年東京高速鉄道・新橋〜虎ノ門が延伸開業し新橋〜渋谷が全線開業。現在の東京地下鉄銀座線が全線完成。1943年アメリカ国防総省庁舎(ペンタゴン)が完成。1949年前年施行の祝日法による第1回の成人式が各地で開催。1950年初の地方上級公務員試験を実施。1961年横浜マリンタワーが営業開始。1969年ソ連の有人宇宙船「ソユーズ5号」が打上げ。1974年西沙諸島の戦い。西沙諸島領有を巡って中華人民共和国南ベトナムが交戦。中華人民共和国が勝利し、西沙諸島全域を実効支配。1985年ラグビー日本選手権新日鉄釜石が史上初の7連覇を達成。1985年第55代横綱北の湖が引退。1993年釧路沖地震(M7.8)。死者2人、負傷者967人。2002年三和銀行東海銀行が合併してUFJ銀行に。
◆成人の日は、日本の国民の祝日の一つである。1月の第2月曜日があてられている。1999年(平成11年)までは1月15日だった。成人の日は、国民の祝日に関する法律祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条によれば「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としている。この日には、各市町村で新成人を招いて成人式が行われる(ただし、豪雪の影響や帰省しやすい時期等を考慮して大型連休中やお盆に行われる地方も多い)。本来、成人の日は、前年の成人の日の翌日からその年の成人の日までに誕生日を迎える人(例:1998年の新成人の場合は1997年1月16日から1998年1月15日までに20歳になった人)を祝う日だったが、ハッピーマンデー制度が実施されて成人の日が第2月曜日になった2000年以降は、前年の4月2日からその年の4月1日に成人する人を式典参加の対象にする、いわゆる学齢方式が定着するようになっている。
 何故成人の日を祝日にしたのか。一説によると、戦後物資も食料も足りない時代で一番乏しいとされていたのは「人材」でした。良い「国家」を作っていくためには、国民自身が成長していかなくてはならないと考えた当時の官僚たちは、「こどもから大人になった自覚を持ってほしい」と願ってこの日を祝日にしたようである。先日も成人の日に騒いだ成人もいるようだが、このように成人の日に込められた先人の想いを知ることが、成人になる第一歩ではないだろうか。

<1月15日生まれの先人の言葉>
◆平櫛 田中(ひらくし(又はひらぐし) でんちゅう、1872年2月23日(明治5年1月15日) - 1979年(昭和54年)12月30日)は、日本の彫刻家。平櫛田中は百歳を超えてなお現役として活躍した日本彫刻界の巨匠である。名優・6代目菊五郎をモデルにした大作「鏡獅子」は田中芸術の最高峰とされている。本名は平櫛倬太郎。旧姓は田中。井原市名誉市民(1958年)、福山市名誉市民(1965年)、小平市名誉市民(1972年)。昭和37年に文化勲章を受章。
 ・平櫛 田中彫刻美術館 http://denchu-museum.jp/
 ・名言 『いまやらねばいつできるわしがやらねばたれがやる』
 『六十、七十は鼻たれ小僧、男ざかりは百から百から、わしもこれからこれから』
◆西條 八十(さいじょう やそ、男性、1892年(明治25年)1月15日 - 1970年(昭和45年)8月12日)は、日本の詩人、作詞家、仏文学者。昭和に活躍した詩人。童謡詩人として北原白秋と並び称される。また、歌謡曲の作詞家としても活動し、『東京行進曲』『青い山脈』『王将』『誰か故郷を想わざる』など数々のヒット曲を手がけた。ちなみに童謡詩人・金子みすゞを最初に見出した人物としても知られる。代表的な作品として、詩集『砂金』や童謡『かなりあ』『肩たたき』など。また西條が邦訳したイギリスの女性詩人クリスティーナ・ロセッティの詩『風』は童謡としても有名になった。
 ・西條八十記事紹介 http://oshimahakkou.blog44.fc2.com/blog-category-67.html
 ・名言 『花も嵐も踏み越えて 行くが男の生きる道』
     『人を動かすことに詩の価値がある』
 ・金子みすゞ記念館 http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/misuzu/index.html
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアMartin Luther King, Jr., 1929年1月15日 - 1968年4月4日)は、アメリカ合衆国プロテスタントバプテスト派の牧師である。キング牧師の名で知られ、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として活動した。「I Have a Dream」(私には夢がある)で知られる有名なスピーチを行った人物。1964年のノーベル平和賞受賞者。2004年の議会名誉黄金勲章受章者。アメリカの人種差別(特にアフリカ系アメリカ人に対する差別)の歴史を語る上で重要な人物の一人である。

<今日の偉人資料館>
松平定信・鎭國守國神社(松平定信(楽翁公)記念館)http://www.mie-jinja.jp/guide/7.html
 ・松平定信筆の大作「三幅対」初公開 江東・芭蕉記念館 http://www.kcf.or.jp/basyo/about.html
  江東区芭蕉(ばしょう)記念館(常盤一)で、寛政の改革で知られる松平定信ら、文芸に秀でた武士が記した歌色紙や句短冊を紹介する企画展「武家文人〜秀頼・幽斎などから定信・海舟まで〜」が開かれている。来年四月十九日まで。定信をはじめ、勝海舟佐久間象山らの親筆と、豊臣秀頼筆と伝わる計十九点を展示。定信筆の「三幅対(さんぷくつい)」は今回が初公開で、狩野派の絵師・鶴沢探索の絵に定信の和歌が記されている。
 ・福島県白河市 南湖公園 http://www.geocities.jp/bane2161/matudairasadanobu.htm
◆平櫛 田中彫刻美術館 http://denchu-museum.jp/
 ・小平市平櫛田中彫刻美術館は、一橋大学の近くで玉川上水の流れる閑静な住宅街に、2階建て地下1階のモダンな展示館と、自宅だった和風平屋の 記念館が併設されている。すぐれた木彫彫刻家として有名だが、107歳という長寿を全うしたことでもよく話題になった。また、この田中(でん  ちゅう)さんは、「六十、七十、洟垂れ小僧 男盛りは百から百から わたしもこれから」というよく聞く言葉を語った人物でもあった。
 美術館の中で、100歳を超えた日常が紹介されていた。彫刻の題材を探すためもあって、ハサミを片手に新聞を切り抜く姿があった。とにかく興 味が多岐にわたり、好奇心とバイタリティに溢れた人だったらしい。家族の証言によると、早起きで午前2時には起きて、本や新聞を読み、6時から着 物を着て洗面、朝食。その後庭での30分間の散歩。午前中は居間で本を読み、手紙を書く。午後は書道。就寝は午後9時、という充実した日常だった。
 まさに、驚異的な偉人であった。

<今日のトラックバック
・敗者の論理「粛清」。七回読み勉強法の実践。本日連続750日達成。
http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20141020/p1

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<今日の思考塾>
 ・東京シティガイド検定合格証届く。
 ・さらに、江戸・京都そして英語の勉強を。さらに研鑽していこう。