1月20日は大統領就任式。そして、日本人2人の殺害警告 「イスラム国」身代金要求。

◆今日は、大寒である。大寒は、1月20日頃(2014年は1月20日)。および立春までの期間。小寒から数えて15日目頃。冬の季節の最後の節気。寒さがさらに厳しくなり、1年中で最も寒い時季である。特に、この大寒から2月3日の節分までのがもっとも寒い時期である。極寒であり、まさに、冬であろう。小寒から立春までの30日間を寒の内といい、大寒はそのまん中にあたる。寒稽古など、耐寒のためのいろいろな行事が行われ、寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込む時期である。 甘酒は疲れを癒やし体を温める飲み物として大寒の頃に最も飲まれていることから制定されていて、ここ数年で人気も上昇し売り上げは170%増加している。まさに、大寒の日である1月20日は「甘酒の日」であるかも。

<戦後1月20日の歴史>
◆1953年第34代米大統領にドワイト・D.アイゼンハワーが就任。1954年帝都高速度交通営団(現在の東京地下鉄)丸の内線・池袋〜御茶ノ水が開業。戦後初の地下鉄。1961年第35代米大統領にジョン・F.ケネディが就任。1965年日本航空が海外旅行の新企画「ジャルパック」を発売。海外旅行ブームに。1969年学生運動中の東京大学が入試の中止を決定。1969年第37代米大統領にリチャード・M.ニクソンが就任。1971年鹿島石油コンビナートが完工。1973年国鉄がコンピュータセンターを開設。「みどりの窓口」による座席自動予約を全面実施。1975年パ・リーグ指名打者(DH)制採用を決定。1976年大和運輸(現 ヤマト運輸)が「宅急便」のサービスを開始。1977年第39代米大統領ジミー・カーターが就任。1979年奈良市の茶畑から『古事記』編者・太安麻呂の墓誌を発見。1980年ソ連アフガニスタン侵攻に抗議し、アメリカがモスクワ五輪の不参加を表明。1981年郵便料金が値上げ。葉書が20円から30円に、封書が50円から60円に。1981年第40代米大統領ロナルド・レーガンが就任。1981年アメリカ在イラン大使館の人質52人が444日ぶりに解放 1989年第41代米大統領ジョージ・ブッシュが就任。1993年第42代米大統領ビル・クリントンが就任。1996年ヤーセル・アラファートがパレスチナ自治政府議長に選出。2001年第43代米大統領にジョージ・W.ブッシュが就任。2003年第65代横綱貴乃花が引退。2009年第44代米大統領バラク・オバマが就任。アメリカ史上初の黒人大統領。
 ●アメリカ合衆国大統領就任式(The United States presidential inauguration)は、次期大統領 ( President-elect ) によるアメリカ合衆国大統領職への就任宣誓を中心とする式典。西暦年が4で割り切れる年の翌年。アメリカ合衆国憲法修正20条で、大統領の任期は1月20日の正午に終了することとされており、その瞬間から次の大統領の任期が始る。1937年以降は、アメリカ合衆国憲法修正第20条により、大統領選挙一般投票翌年の1月20日正午(アメリ東部標準時)より新大統領の任期は開始されるが、憲法第2条第1節8項により、アメリカ合衆国大統領はその職務を執行する前に“ 私は合衆国大統領の職務を忠実に遂行し、全力を尽して合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に誓う(もしくは確約する)。 ”との宣誓(oath)(または確約(affirmation))をする義務がある。明文上の規定はないが、宣誓の場合は最後に「So help me God.」(神よ照覧あれ)と付け加えるのが慣例。大統領就任式は新大統領の就任を国内外に宣明する式典であるとともに、式典のハイライトである就任宣誓は法的手続きでもある。大統領の宣誓は首都ワシントンD.C.アメリカ合衆国議会議事堂前で、新大統領の任期開始時刻と合わせて行われる。就任式当日は祝日となる。2009年1月20日には、第44代米大統領バラク・オバマが就任。アメリカ史上初の黒人大統領が誕生した。任期はあと2年である。

<1月20日生まれの偉人>
◆片岡 千恵蔵(かたおか ちえぞう、旧字体:千惠藏、1903年3月30日 - 1983年3月31日)は、日本の俳優。本名は植木 正義(うえき まさよし)。戦前・戦後の長期にわたって活躍した時代劇スターで、同時代の時代劇スターである阪東妻三郎嵐寛寿郎市川右太衛門大河内傳次郎長谷川一夫とともに「時代劇六大スタア」と呼ばれた[1](これに月形龍之介を含めて「七剣聖」と呼ぶ場合もある)。出演作品は300本を超える。戦前は片岡千恵蔵プロダクションを設立し、稲垣浩伊丹万作の両監督とコンビを組んで傑作時代劇を多く生み出した。戦後は東映の重役スターとなり、亡くなるまで第一線のスターで在り続けた。終戦直後のGHQ占領時代には、金田一耕助多羅尾伴内などを演じ現代劇でも人気を得た。当たり役に『いれずみ判官』の遠山金四郎など。
◆吉田 正(よしだ ただし、1921年1月20日 - 1998年6月10日)は、茨城県日立市出身の国民歌謡作曲家。死後の1998年7月に国民栄誉賞受賞。生涯作曲数は2400曲を越える。都会的で哀愁漂うメロディーは都会調歌謡と称され、ムード歌謡から青春歌謡、リズム歌謡まで幅広く手掛けた。また、鶴田浩二三浦洸一フランク永井橋幸夫和田弘とマヒナスターズなど多くの歌手を育て上げ、日本歌謡史の黎明期を支えたひとりである。
 ●吉田正音楽記念館 http://www.yoshidatadashiongakukinenkan.org/
◆有吉 佐和子(ありよし さわこ、1931年(昭和6年)1月20日 - 1984年(昭和59年)8月30日)は、日本の小説家、劇作家、演出家。和歌山県和歌山市出身。日本の歴史や古典芸能から現代の社会問題まで広いテーマをカバーし、読者を惹きこむ多くのベストセラー小説を発表した。カトリック教徒で、洗礼名はマリア=マグダレーナ。代表作は『紀ノ川』、『華岡青洲の妻』、『恍惚の人』など。娘はエッセイストの有吉玉青
◆中村 八大(なかむら はちだい、1931年1月20日 - 1992年6月10日)は、日本の作曲家、ジャズピアニスト。青島(当時は中華民国、現在の中華人民共和国)出身。『上を向いて歩こう』、『こんにちは赤ちゃん』、『遠くへ行きたい』、『明日があるさ』など、1950年代末から1960年代にかけての数々のヒット曲を作曲した。
 ●ふくおか先人資料館 http://fukuoka-senjin.kinin.com/data/
 ●坂本九思い出記念館 http://www12.ocn.ne.jp/~hello.e/sakamotokyupege/index5.html
            http://www.mapple.net/spots/G00101501301.htm
<1月20日生まれの先人の言葉>
 ●三國連太郎
 ・役者には、うまい、へたは関係ない。強いて言えばそこには人間学しかない。

<今日のニュース>
◆“日本人”2人の殺害警告 「イスラム国」身代金要求。
 イスラム国戦闘員とみられる男は日本に向けて日本人男性2人を盾に身代金として2億ドルを要求し、安倍総理が17日にイスラム国対策として2億円の支援を表明したことを理由に挙げ、期限は72時間以内としている。安倍総理は訪問先・イスラエルエルサレムで記者会見し、許しがたい行為で憤りを覚え、人命第一に政府全体で全力を尽くすと中東訪問中の記者会見で話す。「イスラム国」の資金源は占拠した油田からの石油の密売代金や外国人の人質の解放と引き換えの身代金などとみられている。
◆「賃上げ」2年連続呼びかけ。
 経団連がベースアップも図った賃上げを2年連続で呼びかけた。今年の春闘で経営側の指針となる報告書を発表し、この中で収益が拡大している企業に積極的な賃上げを促し、ボーナス増額や子育て世代処遇改善など多様な方法を検討すべきだとしている。

<これから読んでみたい本>
・「図解コミュニケーションへの招待」(久恒啓一著・キンドル・ダイレクト・パブリッシング)
 これは、名古屋市消防局の雑誌『東海望楼』の内容も盛り込まれているいるかもしれないし、宮城大学時代の内容も含まれているかもしれないが、久恒啓一氏の図解学であり、コミュニケーション理論の集大成かもしれない、期待しぜひ読んでみたいものである。