全国的に3月上旬から中旬の陽気。まさに春の陽気?『憎しみの連鎖』

◆今日は全国的に3月上旬から中旬の陽気。明日はまた冷え込むようである。

◆『憎しみの連鎖』(2015年2月8日放送 8:00 - 9:54 TBS「サンデーモーニング」より
 ・上田紀行さんは「相手を殺しても何の解決にもならないと答える人が多いのに、集団の中では言う ことができなくなっていく」などと話した。先月下旬に亡くなったドイツのワイツゼッカー元大統領 は第二次大戦の戦後40年の演説でナチス戦争犯罪を同じ国民として忘れてはならないとして「ほか の人々に対する敵意や憎悪に駆り立てられることのないようにしていただきたい」などと呼びかけ  た。
 ・寺島実郎さん「不必要な戦いとか憎しみを避けて敵を作らない知恵が人間の叡智なんだということ に気が付かなきゃいけない。その気付きの中で重要な役割を果たすのは宗教だと思う。宗教ってもの はこういう流れの中で大事なのかなと思いますね」
 ・浅井愼平さん「他者の夢や希望は自分と同じものなんだっていう哲学みたいなものを、いろんな場 面で我々が考えていくことをもう一度改めて再出発の起点にしなければいけないというところにいる のでしょうね」
 ・西崎文子さん「日本は戦後、自分達の手を縛って暴力を使わないってことをやって、その中で何が できるかを考えてきた国、今世界で必要とされているのはそういう発想だと思う」
 ・萱野稔人は「問題は報復感情をどう無くすかではなくて、どうエスカレートしていかないかってこ とを考えないきゃいけない」
 ・岸井成格は「独裁体制とか戦争へのちっちゃな芽でもいいから、そういうのがあったら早いうちに 摘み取っていくという意識、覚悟がものすごく大事になっていく」
 (今なんとなく考えているのは、「イスラム国」組織の日本人殺害事件、テロは許せないが、今の政 治や世論をみると、どう日本は向かうのか不安。国内に起きるテロの脅威と不安。そしてなんとなく 平和国家を捨て、戦争へ突き進むような自公政権への不安、自民党にはタカ派だけ?ハトはいない  の?戦前の大政翼賛会的なマスコミ報道と政府のマスコミ報道統制。そして、、「イスラム国」組織 の日本人殺害事件から国会も大政翼賛会的傾向。まさに、これからの日本への不安、心配は私だけで しょうか。)

<今日のニュース>
同性カップルに”結婚相当の証明書”。
 東京渋谷区は同性のカップルに結婚に相当する証明書を発行する新たな条例案をまとめ来月の区議会に提出することになった。

<今日2月12日生まれの先人の言葉>
五代友厚(ごだい・ともあつ)元薩摩藩士の実業家、藩の外交・財政に関わり、のちに五大財閥を設立、関西商工業の発展に寄与し関西経済界の中心的人物となる。いまでも敬意を表され大阪証券取引所大阪商工会議所の前に彼の銅像がある。
 ・覚書き(手紙は大隈重信の弱点を五代友厚が戒めたもの。)
  1.たとえ間違っていたとしても相手の愚説愚論を最後まで聞きなさい
  2.自分より地位の低いものが自分と同じ意見ならその人の意見として採用しなさい
  3.怒気怒声を発するのを控えなさい
  4.事務上の決断は部下の話が煮詰まってからしなさい
  5.自分が嫌っている人にも勉めて交際を広なさい
 ・地位か名誉か金か、いや、大切なのは目的だ。
新島襄
 ・諸君よ、人一人は大切なり。
直木三十五
 ・大衆文芸の定義を下すなら、「大衆文芸とは、表現を平易にし、興味を中心として、それのみにても価値あるものとし、又は、それに抱含せしむる  に解説的なる、人生、人間生活上の問題をもってする物」と言いたいのである。
田辺茂一
 ・自分しか歩けない道を自分で探しながらマイペースで歩け。
 ・そりゃあ、おめえ、何でも時代のせいにしてりゃあ、そりゃ楽だわな。
山口淑子
 ・李香蘭として過ごした無知と愚かさが口惜しい
植村直己
 ・いくら私が冒険が好きだからといっても、経験と技術もなくて、また生還の可能性もない冒険に挑むことは、それは冒険でも、勇敢でもないのだ。 無謀というべきものなのだ。それがどんなに素晴らしい挑戦であったにしても、生命を犠牲にしては意味がない。
 ・ザイルで体をとめ、切りこんだ氷の上に腰をおろし、寒気と飢えに耐えた。五時半には暗闇になる冬の夜長を、じっと朝を待つのだった。きょうあ る命も、明日あるとは限らない。