東日本大震災から四年目を迎えた。

東日本大震災から四年目を迎えた。
 3月11日の水曜日、そして午後2時46分、あの日東北地方一帯を襲った巨大地震東日本大震災、今日で4年の月日が経ちました。あの日の事は今でも鮮明に覚えています。ちょうど仕事中で、三度にわたる地震。そして、テレビからは緊急地震警報が流れ、それから事態は一変しました。テレビに映ったのは東北地方を襲った地震、そして街を飲み込む津波の恐ろしさ。その後の悲惨な惨状。東京電力福島第一原子力発電所の事故。それから4年経ってもこの震災によっての被害の状況はまだまだ道半ばという事でしょうか。今日のこの日、震災から4年、道路が復旧、そして鉄道も復興は遅い遅いと言いつつも確実に進んでいきます。しかし、本当に復興、復旧するのはいつになるのか。あらためて亡くなった方、そして被害に遭われた方、この震災によって、悲しい思いをされた多くの方々に深く哀悼の意を表します。そして、早く、元の生活に戻れる様に、心より願います。
 今日午後2時46分、各地では黙祷を捧げる姿が見られた。楢葉町でも作業員が黙祷を行っていた。原発事故からも丸4年となるが廃炉作業は始まったばかりだ。増え続けている汚染水については300tずつ増えているといい60万tの汚染水が現在も溜まっているそうだ。また中間貯蔵施設への搬入はまもなく始まるが必要な用地も0.4%しか確保されていない。未だに故郷へ帰れない人などがいる。東日本大震災では死者は1万5891人にも及び、行方不明者が2584人、関連死者が3194人となっている。避難生活をしている人も約23万にも上る。自らには何の力もないが、早期の復興と故郷への帰還を願うだけである。

「世界でも最大規模の地震は、世界で最も災害に対して準備されている国を襲った。あたかも地震が国民のモラルを試しているようだ。かつての英国がそうであったように、多くの日本人は大災害を前にしても、抑制心と相互扶助の心を忘れていない」(ロンドン国際大学教授ジェームズ・トンプソンの言葉)
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<3月11日生まれの先人>
◆深田 久弥(ふかだ きゅうや、1903年3月11日 - 1971年3月21日)は、石川県大聖寺町(現在の加賀市)生まれの小説家(随筆家)及び登山家である。
旧制福井中学(現・福井県立藤島高等学校)から第一高等学校に進み、文芸部で堀辰雄高見順と知り合う。また山岳部員として山にも親しんだ。俳号は九山。山をこよなく愛し、読売文学賞を受賞した『日本百名山』は、特に良く知られている。1971年(昭和46年)3月21日の登山中に、茅ヶ岳山頂直下で脳卒中のため68歳で死去。その場所には、『深田久弥先生終焉の地』と表記された石碑が立つ。
 ・百の頂に百の喜びあり。
アリシア・ルイーズ・ブラフ・クラップ(Althea Louise Brough Clapp, 1923年3月11日 - 2014年2月3日)は、アメリカ・オクラホマ州オクラホマシティ出身の女子テニス選手。1940年代から1950年代にかけて活躍し、4大大会で生涯通算「35勝」(女子シングルス6勝・女子ダブルス21勝・混合ダブルス8勝)を挙げた。とりわけ、1948年と1950年の2度ウィンブルドン選手権で女子シングルス・女子ダブルス・混合ダブルスの3部門完全制覇(ハットトリック)を達成した選手として、テニスの歴史に名前を残した選手である。

<3月11日生まれの先人の言葉>
大隈重信
 ・諸君は必ず失敗する。成功があるかもしれませんけど、成功より失敗が多い。失敗に落胆しなさるな。失敗に打ち勝たねばならぬ。
 ・学問は脳、仕事は腕、身を動かすは足である。しかし、卑しくも大成を期せんには、先ずこれらすべてを統(す)ぶる意志の大いなる力がいる。これは勇気である。
 ・人間が生きるのは、社会の利益のために存在するということだ。ただ生きてるのではつまらない。
●安井誠一郎
 ・兎角人間は、災害直後の極度に緊張した気分も、時の経過と共に存外呑気になりがちである。

<今日のトラックバック
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