「重要影響事態」って?

<今日のニュース>
◆期待は「交流人口」 “震災の教訓広め 地域活性化に”。
 明後日、開通する北陸新幹線、沿線では商業施設を中心に準備に励んでいる。また、都内のデパートでは地元の名産品や伝統工芸品が並べられ、ミス百万石も呼びかけを行った。都内の旅行会社の首都圏発着のものは4倍以上増え、予約数も約5倍に増加した。バス会社は去年から東京〜金沢を結ぶ路線バスに参入した。
 期待されるのは観光やビジネスで訪れる「交流人口」である。この「交流人口」は4年が過ぎた東日本大震災の被災地も期待をかけている。ここでは観光客を対象にカキの養殖場に一緒に出たり、震災の教訓を広める事で地域の活性化が狙いと伝えられた。現在、宮城県の沿岸部は震災前に比べ人口は3万人以上減り、経済損失額も年間400億円以上と言われている。その中、みやぎ観光復興支援センターでは「交流人口」を通し、経済活性化を目指している。
日経平均株価 平成12年以来 一時1万9,000円台。
 東京株式市場で日経平均株価が一時、19,000台に上がった。これは15年ぶりとなり街頭でも低迷した時があったので、やっと上がって嬉しいなど声が上がっていた。この春闘の相場づくりをリードするのがトヨタ自動車で、一昨日愛知・豊田市では組合側が月額6000円のベースアップ要求などの集会も開かれた。全トヨタ労連の佐々木竜也会長は、社会全体での賃金引き上げを実現させる事が不可欠と発した。ここで株価上昇のポイントとし、海外の投資家による買い注文の増加が紹介。大手証券会社が中堅や中小の起業家たちを集め投資家向けセミナーが開かれ参加した120人余のうち、30人余が海外の投資家だった事が明かされた。海外の投資家に目をつけた亀田製菓の田中通泰社長は、いい外国人投資家を見つけ株主になってもらうのは会社の健全な発展に繋がると語った。
◆大阪と札幌を結ぶ「トワイライトエクスプレス」が今日、JR大阪駅を午前11時50分に出発し、26年の歴史に幕がおりた。高級ホテルのような客室などで魅了したトワイライトエクスプレスが、車両老朽化にともない最後の運行となり、大阪駅には多くの鉄道ファンが詰めかけた。また、明日、北陸新幹線が開業するのにともない、北斗星が廃止される。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆安全保障法制 後方支援の恒久法 全体像判明 “国際機関の要請での活動も支援対象に” 周辺事態法改正 「周辺事態」に代わり「重要影響事態」。
 安全保障法制の整備で、自衛隊による外国軍隊への後方支援を可能にする恒久法について、政府がまとめた全体像が明らかになった。それに基づくと、後方支援の対象として、国連決議に基づく外国軍隊を挙げている他、国際機関やEUのような地域的機関からの要請に基づく活動なども後方支援対象として検討するとしている。歯止め策としては、国会の事前承認を得ること基本とし、国会承認に際しては、閣議決定した基本計画を国会に報告することを法律に明記するとした。国連決議だけでなく、国際機関の要請での活動も支援を対象として検討すると発表。さらに、一方、周辺事態法改正については「周辺事態」に代わり「重要影響事態」という新たな概念を求める方針を発表した。
 ⇒⇒「国際機関」とはどこですか。「重要影響事態」とはなんですか。恒久法にするにしても、あまりにも抽象的ですね。まさに、参加することが前 提の法律。よくわからないのが本当です。まさに、戦争参加の国を目指していいる感が否めない。

<3月12日生まれの先人の言葉>
●勝 海舟
 ・行いは己のもの。批判は他人のもの。知ったことではない。
 ・事を成し遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない。
大平正芳
 ・一瞬が意味のある時もあるが、10年が何の意味も持たない時がある。歴史とはまことに奇妙なものだ・
 ・いかに悩みは深くとも、われわれは、航海を続けなければならない。
 ・着々寸進 洋々万里(ちゃくちゃくすいしんようようまんり)。(地道に一寸ずつ進んでゆけば、万里に値するほど長い行程を辿れるでしょう。)
平松守彦
 ・どんじりランナーは時代の流れが逆向きにかあればトップになれる。
松浦武四郎
 ・我死なば焼くな埋めな新小田に捨てて秋のみのりをば見よ
植村甲午郎
 ・人の上に立った者はむやみと腹を立てたり、下のものを叱ったりするもんじゃない。叱ったり怒ってみても、子供じゃあるまいし、まず実にはならん。
江崎玲於奈
 ・新しい分野を見つけることです。そうすれば二流の人間でも一流の仕事ができる。


<3月12日生まれの先人>
◆志村 喬(しむら たかし、1905年(明治38年)3月12日 - 1982年(昭和57年)2月11日)は、兵庫県朝来市出身の俳優である。本名は島崎 捷爾(しまざき しょうじ)。実兄の島崎敬夫は横浜ゴム社長を務めた人物。舞台俳優を経て映画俳優となり、戦前は脇役として時代劇などで活躍。戦後も東宝を中心に数多くの作品に出演。生涯で出演した映画の本数は443本に上る。黒澤明監督作品には欠かせない俳優であり、『生きる』『七人の侍』を始め、彼の監督作の殆どに出演している。また、『ゴジラ』などの東宝特撮映画の常連でもある。
 ・志村喬記念館 http://asago-net.jp/users/kousyataku/office1006.html

<今日のトラックバック
・ http://d.hatena.ne.jp/ks9215/20140524/p1