北陸新幹線開通。

◆今日14日から北陸新幹線が開業する。今までは東京から金沢まで4時間かかっていたが、2時間半に短縮される。北陸新幹線開業によって、石川県では32万人、富山県では21万人の訪問者増加が見込まれている。経済効果は200億円以上だとされている。YKKが本社機能の一部を富山県黒部市に移転させるなど企業にも影響を与えている。
 また、これにより金沢から大阪、東京への時間がほぼ同じとなり”関西離れ”が懸念されている。北陸では4割が関西からの客だったが、関東客は寝食分離を好むため宿泊宿はダイニングの和を増やしベッドルームを新設。また立命館大学は、首都圏に比べ生活費が安いなど関西の優位性をアピールしている。
 このようなマスコミの取り上げをみていると久しぶりに金沢にいってみたい気持ちになる。私もマスコミにのせられているのかな?

<先人の言葉>
蔦文也とは
 元・池田高校野球部監督。1923年8月28日生まれ、徳島県徳島市出身。徳島商業学校・同志社大学卒業。東急フライヤーズに1年在籍した後、1951年、徳島県立池田高等学校に社会科教諭として赴任し、その後野球部の監督に就任。1971年夏に甲子園初出場、1974年春には「さわやかイレブン」で旋風を巻き起こし準優勝した。1982年第64回全国高等学校野球選手権大会、1983年第55回選抜高等学校野球大会で優勝し、夏春連覇を達成。1986年、第58回選抜高等学校野球大会で2回目の春優勝を果たした。山里にあった池田高校を名門校に馳せ、「やまびこ打線」はのちのちまで語り継がれるまでになった。甲子園には春7回、夏7回出場し、甲子園通算37勝。3度の全国優勝、2度の準優勝を成し遂げ、監督就任40年目の1992年に勇退した。野球一筋の人生を送り、2001年4月28日に肺癌のため77歳で永眠。
 ・人生は敗者復活戦じゃ。ワシは負けることが不名誉とは全く思わん。ホンマに不名誉なのは、負けたことで人間がダメになることぞ。

<3月14日生まれの先人の言葉>
徳富蘇峰
 ・世にも強きは自ら是なりと信ずる心なり。
福原義春
 ・まず、私たちが美しくなろう。お客様が支持してくださるのはそのときです。
 ・社外の人とつき合い、会社以外の世界を知り、自分の肥やしとすること。囲われた会社のなかだけでは、社会の嵐に負けない強い「根」が育つこと は、決してないのだから。
 ・企業もまた大きな社会の流れの中にいます。事業を拡大し、利益を上げるのは、経済主体として当然の行動ですが、それだけでは十分ではありませ ん。我々は何のために存在するのか、というアイデンティティをしっかり持てない企業は、パラダイムの転換の中で振り回され、やがて衰退の道をた どるでしょう。
 ・自分を磨くためには、大きな人に会うことです。対面すること、対面しようと努力することで、人間力は確実に強まるのですから。