君たち(自衛隊員)が日陰者であるときのほうが、 国民や日本は幸せなのだ。(吉田茂)

自衛隊発足40年時の吉田茂発言>
◆今年は自衛隊設立六十周年です。最近、吉田元首相の自衛隊への訓辞、「防大の第1回卒業式で語った」とか「祝辞だった」と言われてるようだが、実は昭和32年(1957年)2月に防大生3名が吉田邸を訪れたさい、帰り際に掛けた言葉だそうである。
「君達は自衛隊在職中決して国民から感謝されたり、 歓迎されることなく自衛隊を終わるかも知れない。 きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。 御苦労なことだと思う。
 しかし、 自衛隊が国民から歓迎され、 ちやほやされる事態とは外国から攻撃されて国家存亡の時とか、 災害派遣の時とか国民が困窮し国家が混乱に直面しているときだけなのだ。 言葉を変えれば君たちが日陰者であるときのほうが、 国民や日本は幸せなのだ。
  堪えて貰いたい。 一生御苦労なことだと思うが、 国家のために忍び堪え頑張って貰いたい。 自衛隊の将来は君たちの双肩にかかっている。 しっかり頼むよ。」(「防衛大学校吉田茂 一防衛大生の吉田邸訪問記」より)
  ⇒⇒この発言からみると、今、集団安保体制にに自衛隊を必要とする議論はやはり日本は平和でなく、戦争へと進むことの現れでしょうか。

<今日のニュース>
◆東急プラザ渋谷 半世紀近い歴史に幕。
 渋谷の再開発に伴ってきょう東急プラザ渋谷が半世紀近い歴史に幕を閉じた。今後渋谷駅周辺は4つの再開発事業が進み新たに9つのビルが建設予定。東急プラザ渋谷の跡地には地上18階・地下4階の複合ビルが建設され、空港を結ぶバスの発着場も設けられるという。新たなビルは3年後に完成予定。
◆安倍首相 ”安全保障法制”の整備に強い意欲。
 防衛大学校卒業式で安倍総理大臣は、グレーゾーン事態や集団的自衛権の講師を含む安全保障法制の整備を進める考えを示し、戦後70年を機に積極的平和主義を掲げ、世界平和と安定に一層貢献する考えも強調した。卒業生は472人で、任官辞退者は25人である。
 また、安全保障法制に関しては自公は政府に法案化の方針を示す具体的な方向性に正式に合意し、自衛隊が海外での活動に参加するする際に公明党が求めてきた「自衛隊員の安全確保」など3原則を盛り込まれる。中谷防衛相・安全法制相は「自衛隊の舞台等が支援している場所の近傍で戦闘行為が発生した場合に危険を回避する措置をとるといった手順を設けることを検討している。安産確保が配慮されることに関しては当然で、具体的な内容は検討したい」と話した。

<今日3月24日先人の言葉>
佐久間象山
 ・人々が何を言おうと、怖(お)じることなく、心中はいつもやすらかです。これも今までの修行の成果でありましょう。
 ・政治とは人で決まるものなのです。その才を有するものが一人おりますれば、一国の政治は一気に好転いたしましょう。
 ・天下の大計を知らず、国の財用を費やし、以てこの無益の務をなすは、そもそも何ぞや。
 ・時にあわば 散るもめでたし 桜花。
 ・失敗するから成功がある。
丸山眞男政治学者)
 ・民主主義をめざして日々の努力の中に、はじめて民主主義は見出される。
 ・自由は置物のようにそこに『ある』のではなく、現実の行使によってだけ守られる、いいかえれば日々自由になろうと『する』ことによって、はじめて自由でありうるということなのです。
草間彌生
 ・アイデアは描いているうちに、ジャンジャン出てくるの。片っ端から描いていく。
 ・芸術で築き上げた世界に、この年になって自信が出てきた。今までのことを土台に、
 ・描くことに熱中して食べることを忘れてしまう。味より絵の方が大切。

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◆週末介護、そして週末農業、意外と体力的に疲れる。明日は仕事とあり、無理せず、自宅へ。明日からまた一週間仕事に全力投球を。