雨模様の週末

◆雨模様の週末。明日も一日雨模様でしょうか。梅雨後半戦に入ったため東海地方から関東地方は落ち着かない週末になりそうだ。九州に停滞していた雨雲が東に動きだしている。東海から関東は局地的にまとまった雨が降る恐れがある。九州北部で200ミリ、近畿で120ミリ、東海で100ミリの雨量が予想されている。7月上旬も雨が多くなる見込みだそうだ。九州南部での記録的大雨や未だ梅雨入りしない東北地方など、今年の梅雨は異変が続いている。気象庁によれば、その原因はいつもは北上するはずの梅雨前線がエル・ニーニョ現象の影響で停滞しているためだそうだ。

◆報道機関への批判 影響広がる
 報道機関への批判について、影響が広がっている。自民党の若手議員らが昨日開いた勉強会で、出席した議員からマスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番だ、など報道機関への批判が出されたほか、沖縄の地元紙の報道について、沖縄の世論が歪んでおり、何とかしなければいけないという指摘が出された。講師を務めた作家の百田尚樹氏は、沖縄の2つの新聞は潰さなければならないと発言した。これを受けて、衆議院の特別委員では民主党の辻元政調会長代理が首相自身の言葉はないのかと問うと安倍首相は「報道の自由は民主主義の根幹であり、当然尊重されなければならないと言うのが安倍政権、自民党の立場」などと述べた。

<6月27日生まれの先人の言葉>
小泉八雲(作家)
 ・日本人ほど、お互い楽しく生きていく秘訣を心得ている国民は、ほかにちょっと見当たら ない。
 ・あなたの話、あなたの言葉、あなたの考えでなければいけません。
 ・諸君が困難に会い、どうしてよいか全くわからないときは、いつでも机に向かって何かを 書きつけるのがよい。
 ・外国人の旅行者にとっては、古いものだけが新しいのであって、それだけがその人の心  を、ひきつけるのである。
 * 小泉八雲記念館 http://www.matsue-tourism.or.jp/yakumo/
 松江城の北側に隣接するように、「小泉八雲記念館」と「小泉八雲旧居」が並んでいる。城に近いこともあって、観光客が多く訪れているようだ。小泉八雲とは"耳なし芳一"の話などを書いた「怪談」などの作者であるアイルランド人のラフカディオ・ハーンの日本名である。日本での最初  の赴任地で、妻セツの故郷でもあるこの松江に記念館が出来たのは、昭和8年(1933年)のことで、ハーンの愛弟子たちの募金活動による浄財で建設されたという。現在の建物は2代目である。旧記念館はゲーテ記念館を模した洋風建築であったらしいが、現記念館は、伝統美観保存指定地区のため木造平屋和風造り(一部鉄筋土蔵造り)として昭和59年に改築されたものである。 こじんまりとした館内だが、八雲の直筆原稿や初版本のほか、愛用の机・椅子・衣類などの遺愛品などが展示されている。また、映像展示として、「八雲の生涯」や代表的な作品「耳なし芳一」などのビデオを見ることができる。
ヘレン・ケラー社会福祉事業家)
 ・顔をいつも太陽のほうにむけていて。影なんて見ていることはないわ。
 ・世界で最も素晴らしく、最も美しいものは、目で見たり手で触れたりすることはできませ ん。それは、心で感じなければならないのです。
谷沢永一(文芸評論家)
 ・人は実績に基づいてではなく、性格によって評価される。
横尾忠則(美術家)
 ・結局は未完で生まれて、未完で生きて、未完で死ぬしかないのだろうか。
 ・いつまで描けば完成なのか。完成なんてあるのか。
 *横尾忠則現代美術館 http://www.ytmoca.jp/