久しぶりに江戸博を見学

<今日の雑感>
◆久しぶりに江戸博を見学。午前中から英語の研修。その後2時間ほど館内を見学。常設展示のパンフレット、「よみがえれ江戸」などを購入。
 ・江戸博の常設展示から
  ①江戸城と町割り
   1590年(天正18)、関東に入った徳川家康は江戸を本拠地とし、1603年(慶長8)に征夷大将軍となると、この地に幕府を開く。家康は、江戸を幕  府の所在地に相応(ふさわ)しい都市とするため開発を進め、日本橋を中心に堀や道を設け、江戸城の周囲に武家や町人、寺社などの居所を定めた 「町割り」を行った。常設展示室の入り口となるこのコーナーは、実物大で復元した日本橋から始まる。渡ったその先には、寛永時代の町人地や大名  屋敷、幕末の江戸城御殿を縮尺模型で復元、江戸城を中心とした町割りの様子を見ることができる。その他、将軍家や大名家に由来する歴史資料の  数々も展示されていた。
  ②町の暮らし
   江戸時代、庶民の多くは長屋と呼ばれる住宅に住んでいた。そこではさまざまな職業の人たちがお互い助け合いながら、日々の生活を営んでい   た。このコーナーでは、実物大の「棟割長屋(むねわりながや)」模型をはじめ、現代の私たちの生活に直結するような当時の衣食住についての資  料を展示し、また、町の施設や江戸で起こった災害や病気などに関する資料も展示されていた。
  ③出版と情報
   江戸時代には印刷物の出版が盛んになり、それらの流通を通して、人々は事件や災害の情報を得ることができるようになった。情報伝達の発展だ  けでなく、庶民が楽しんだ草双紙や錦絵といったさまざまな書物や刷り物も出版され、江戸独自の出版文化が華(はな)開くことになる。
  ④江戸の商業
   江戸時代は生活の変化とともに、経済活動も大きく変わっていった時代である。大坂を中心とする上方からの舟運によって物資が大量に輸送され  ることにより、江戸の町の物流は質的にも量的にも拡大していく。また、三井越後屋によって「店先売り」や「現銀掛値無し」といった、現代では  当たり前となった現金取引による店頭販売など、新たな商取引が始まった。 
  その他、文化、歌舞伎等の芸能、そして明治の東京などがコーナーに分かれてあった。
   
 少し勉強をしたうえでもう一度行ってみたいものである。また、2015年08月04日(火)から09月27日(日)まで、「徳川の城〜天守と御殿〜」と特  別展がおこなわれる。パンフによれば、「家康たちが築き上げた「城」の魅力に迫る。関ヶ原の合戦に勝利し、征夷大将軍となった徳川家康(1542-1616)。全国の統治を強化するため、家康らは日本各地の重要な地点に城を築きました。 それらの城の数々には、幕府の権威の象徴であった天守や、江戸城の松の廊下や大奥に代表される荘厳な御殿が存在していました。本展は、屏風や絵地図、工芸品など貴重な資料を展示するほか、現代の最新技術によって生み出された映像や模型などを駆使し、家康たちが築き上げた「徳川の城」 の魅力に迫る展覧会です。」だそうである。常設展示と特別展を一緒に見学してみたい。

<今日のニュース>
◆野党、安倍首相責任追及へ=自民「軽率」と陳謝―報道規制問題
 与野党幹部は28日のNHK番組で、自民党保守系議員による勉強会で報道機関への圧力を求める発言が相次いだ問題をめぐり討論した。自民党の谷垣氏は同会代表の木原稔青年局長の更迭など、一連の処分を即断。安全保障関連法案の国会審議が大幅に遅れる中、みすみす野党に追及の材料を与えるような軽率な言動だけに、普段は温厚な谷垣氏も、さすがに「与党議員の自覚が足りない」と激怒した。谷垣禎一幹事長は「大変軽率な議論でご迷惑も掛けた。自民党の姿勢に誤解も与えた誠にけしからん事件だ」と陳謝。これに対し、野党各党は一斉に批判、安倍晋三首相の責任を含め国会で追及する姿勢を示した。
 谷垣氏は「メディアは民主主義を形作る上で必要な存在だ。そういう基本的な姿勢を自民党は持っているときちんと示していきたい」と強調。また、公明党井上義久幹事長は「言論・報道の自由は最大限尊重されるべきで、圧力をかけられると考えているなら、政治家としての認識が間違っている」と苦言を呈した。
 民主党福山哲郎幹事長代理は「トカゲのしっぽ切りでは収まらない」と述べ、首相が先の国会答弁で明確に謝罪しなかったことや、勉強会に出席した加藤勝信官房副長官の責任を厳しくただす考えを示した。
 維新の党の柿沢未途幹事長は「自民党は数におごっているようにしか見えない」と批判、共産党山下芳生書記局長は「こういう勢力に戦争法案を扱う資格はない」と指摘した。また、次世代の党の松沢成文幹事長は「自分たちの政策が理解されないのをメディアのせいにするのは言語道断だ」と語り、社民党又市征治幹事長は「青年局長の処分で済む話ではない。深刻な問題だ」と断じた。
◆安保法制の審議にも影響 自民勉強会「報道規制」発言(2015年6月28日放送 8:00 - 9:54 TBS「サンデーモーニング」より)
 憲法学者から安保法案は違憲との声が相次ぐ中、月曜日、歴代内閣で憲法解釈を担ってきた元法制局長官からも法案の正当性に疑問が投げかけられた。その3日後、自民党本部では安倍総理と親しい作家の百田尚樹氏を講師に招いて開かれた勉強会が大きな波紋を広げた。会合では「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」、「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」などの声があがった。この問題は国会でも取り上げられた。
 報道に圧力をかけるような発言が相次いだ自民党の勉強会、安倍総理は遺憾の意は表明したものの、処分については明言しなかった。勉強会を主催した自民党木原稔青年局長は一連の発言について「正確にはそこら辺は覚えておりません」などと話している。批判の声は与党内からもあがっている。土曜日、谷垣幹事長は木原青年局長を更迭などとする処分を発表した。
 議員の発言について、浅井愼平は「そういう話が出てくること自体が考えられない」、萱野稔人は「こういう議員が政権与党にいて、国民の生死を左右するような判断をするかもしれないっていうことが一番今のリスクなんじゃないかなと思いますね」、岸井成格は「政治の劣化の極み」などとコメントした。国会延長について、岸井成格は「ここんとこ、政権与党にとっては誤算続き、この国会で成立するかどうかが微妙になってきてる」、寺島実郎は「安保法制の複雑骨折がある」、大崎麻子は「国の安全保障がどうあるべきかという議論はすごく重要だと思う」などとコメントした。
◆風をよむ「オール沖縄 オール日本」(2015年6月28日放送 8:00 - 9:54 TBS「サンデーモーニング」より)
 25日、自民党の若手議員が作家・百田尚樹氏を招いて行われた勉強会。百田氏は、沖縄の基地周囲に、商売になるとみんな住みだした。また、沖縄の2つの新聞社はつぶさないといけないと発言し波紋を呼んだ。沖縄では、23日、慰霊の日を迎えた。翁長雄志知事は辺野古移設への中止を訴えた。式典に出席した安倍首相は移設問題には触れず、沖縄の基地負担について述べた。高まる基地反対の声。辺野古移設反対のため、基金も設立され、オール沖縄の動き。
 先月の沖縄県民大会で、基地問題を国民全体で受け止めようと呼びかけられた。翁長知事を中心に、オール沖縄だけでなく、基地問題についてオール日本でやっていきたいという声が多い。基地問題について。寺島実郎氏は沖縄県民の考え方が変わってきているとコメント。更に、日米同盟をもう一度考え直す状況であると語った。浅井愼平氏は、沖縄は我慢を重ねてきたが、人間の在り方の動きが沸き上がってきていると語った。大崎麻子氏は基地運営には地域住民がどう思うかが重要であると語った。萱野稔人氏は不公平感があるから怒りが倍増してくると語った。基地問題について。岸井成格氏は知事らが訴えている事は、本土に捨て石にされた沖縄の心をわかってほしいという思いだと語った。
 
<6月28日生まれの先人の言葉>
古今亭志ん生(落語家)
 ・ものごとっていうのは、嬉しい事が起きる前には必ず心配事や悲しいことが起こるもんなんですよ。
 ・本当に芸に一身をぶち込んでやれば、眼のある人はきっと見てくれます。
中島治康(野球)
 ・ようするに打ちゃあいいんだろうと思っていただけなんだ。