安保法制について、どう考える。そして無名の若者たちの動きが 世の中に 『大きな衝撃』を 与えようとしている。なでしこ準優勝。

◆戦前わが国の右翼反動がいかなることを行って戦争に突入していったか、そして多くの国民に筆舌に尽くしがたい塗炭の苦しみを与えたか、これを知らない者が政治を行うことなどできない。安倍首相を頂点とする右翼反動の政治家たちこそ、国民にとってもっとも危険な存在かもしれない。残念ながらわれわれは、約束を守れない民主党政権裏切りから、この危険性に気付かず、アベノミクスなる絵に描いた餅に惑わされて安倍首相たちを“応援”してきた。
 しかし、安倍首相を頂点とする右翼反動が狙っているのは、日本国憲法の破壊である。だが多くの国民は“現在の日本があるのは憲法のお蔭”と思っているのである。日本国憲法の価値観を敵視する者が日本国民の利益を侵し、国民と敵対することになるのは必然なのである。最近問題となった百田某の暴言騒動など、安倍首相の本性そのものなのである。安倍首相は内心では、よく言ってくれたとほくそ笑んでいるのではないか(安倍首相のあの日教組ヤジを思い出せ)。とにかく安倍内閣になってからマスコミに対する懐柔と介入は、実に露骨で“えげつない”。特定秘密保護法の制定は、報道の自由のみならず自由主義社会の根本である“自由”を圧殺する稀代の悪法である。反自由主義こそ、右翼反動の本質である。こんな法律を平気で作るところが、安倍右翼反動政治の本性かもしれない。いま国会で審議されている安保法制は、憲法9条を事実上崩壊してしまおうという法律である。戦後わが国がなぜ“専守防衛”を国是としてきたか、これも歴史と哲学を学ばなければ理解できない。国会審議の場を通じて、提出した安保法制の意義と内容を“丁寧に”説明すると安倍首相は言ってきた。しかし、安倍首相の答弁を幾ら聴いてもその意義と内容は分からない。違憲といわれながら法案を通そうとする。まさに、安倍政権のおごりであり、最近の自民党のおごりそのものである。安倍官邸は新聞・テレビ等のメディアを操作することに大変執着しているようにみえる。メディアを使えば、国民をうまくコントロールすることができるという発想だろう。いずれにせよ、いまこの国に、傲慢な一党支配体制ではない正常な議会制民主主義を回復することが急務である。
 80時間審議したから・・。そういう問題ではない。国民の多くが反対している明らかに憲法違反のこの法案を7月半ばに通すと決めてしまっている。はなから国民の声など聴くつもりはない、いろいろやかましいからとっとと終わらせたいと、そういうことか。断じて成立させるわけにはいかない。

◆朝から雨模様。梅雨本番ですね。これから3つの台風が気にかかる。仮に日本に上陸しなくても、梅雨前線を刺激する可能性がある。

<今日のニュース>
◆「明治日本の産業革命遺産世界遺産に登録決定。
 日本が推薦する「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産への登録が決まった。日本と韓国が対立していた韓国人労働者の扱いについては、日本が韓国側に一定の理解を示した。「明治日本の産業革命遺産」は鉄鋼・造船などに関連する23施設で、福岡・長崎・山口など8県にわたっている。決定後に演説した日本の佐藤ユネスコ大使は、韓国人労働者に対し「意思に反して連れて来られ厳しい環境下で働かされた韓国人らがいたことについて理解できるような措置を講じていく」とした。これに対し趙兌烈第2外務次官は「今日の決定は歴史の痛ましい傷を癒やす上で重要なステップとなる」とした。日本政府は岸田外相が会見で、「強制労働を意味するものではない」とし、日韓間での財産請求権での問題は発生しないと釘を刺した。一方、韓国の尹炳世外相は「日本は強制労役させられた事実があったと発表した」としている。中継先の小島康裕は、結果的に互いが都合の良い解釈の出来る余地を残し、日韓関係がこれ以上悪化するのを避ける政治決着となったと伝えた。
◆「広告は企業独自の判断」経団連会長語る。
 経団連榊原定征(さだゆき)会長は6日の記者会見で、自民党議員が「一部マスコミを懲らしめる」と発言したことについて、「民主主義の根幹をなす言論の自由を、否定するような発言はあってはならない」と批判した。自民党議員が「民間人が経団連に対し、一部メディアに広告を出さなくするよう働きかけてもらいたい」という趣旨の発言も行ったことには、「広告は企業独自の判断で行う。仮に要請があっても、経団連として(各企業に)何らかの働きかけをすることは絶対にない」と強調した。
霧島連山・硫黄山火山性地震急増
 鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山・硫黄山できのう火山性地震が急増し、気象台は小規模な噴出現象が起こる可能性があると発表し、警戒を呼びかけている。気象台によると、硫黄山火山性地震は今月1日からおとといまでは一日3回までの間で推移sていたが、きのうは24回観測された。火山性地震が一日10回を超えたのは今年3月6日以来。
小笠原諸島西之島 これまでと別の場所に新たな火口
 噴火が続く小笠原諸島西之島について、海上保安庁は新たな火口を確認したと発表した。ガスの放出経路が何らかの理由で変化したものと見られ、引き続き調査している。
東京新聞一面トップに 『SEALDs』 … 無名の若者たちが 世の中に影響を与え始めた。
       http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1426.html
 
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◆なでしこ準優勝!5失点で連覇ならず!

<7月6日生まれの先人の言葉>
遠藤実(作曲家)
 ・日常生活の壮絶な苦しみに耐えかねて、心が叫ぶ。それが、詞であり、曲である。
藤猛(プロボクサー)
 ・ヤマトダマシイ
崔洋一(映画監督)
 ・困難や不条理なことと、向き合わざるを得ない状況は訪れる。でも、それを乗り越えて生き抜くためには、やはり向き合うしかない。
伊勢崎賢治(大学院教授)
 ・(パネルを用いて説明した米艦船による邦人救助といった事例について)個別的自衛権や警察権で対応可能だ。