午前中江戸博へ。今度は12号 来週後半に影響も。

◆午前中江戸博へ。資料収集の目的で。午後からいつも通りの週末。受験まで焼く1か月を切り、江戸検定にも集中していこう。七回読み学習法ももう少し。電車の中だけでなく、机に向かっているときも頑張って行こう。
 今度は12号 来週後半に影響も。湿った空気の影響を受け、日中から今夜にかけて一部で晴れ間が出るものの、雲の広がる所が多い一日。でも、気温は上昇再び猛暑日でしょうか。明日からの連休も猛暑日。間もなく全国的に梅雨明けでしょうか。

江戸文化歴史検定への道>
江戸検模擬問題③
問7 上野山で彰義隊は新政府軍と戦いますが、敗北します。官軍の人夫の話によれば、敗走する兵を捉えると、一人につき懸賞金が出たそうです。では一人につきいくらのお金が支払われたでしょうか。
(い)金1分 (ろ)金2分(は)1両 (に)1両2分
正解は(は)の1両篠田鉱造(1871〜1965)が幕末の古老の話を書き留めた
幕末百話(岩波文庫)から。
問8 開国に際して西洋式の近代的軍隊に刺激された幕府は、旗本・御家人に剣・鑓・砲術などを講習させる必要性を痛感し、ある藩の中屋敷を上地して講武場を開設しました。さてある藩とは次のどれでしょうか?
(い)下総国古河藩(ろ)武蔵国川越藩 (は)武蔵国・忍藩(に)下総国佐倉藩
正解は(に)の下総国佐倉藩(博覧P288)
問9 寛永12年の「武家諸法度」から消えた重要な条項は、どれでしょうか?
(い)「国主は政務の器用を撰ぶべきこと」
(ろ)「国主は武道を秀るを撰ぶべきこと」
(は)「国主は賢人たる者を撰ぶべきこと」
(に)「国主は武運強きを撰ぶべきこと」
正解は(い)の「国主は政務の・・・・」寛永6年9月の「法度」には入っていましたが、幕府の体制も安定に向かうと考え、「政務の器用」より長幼の別の方が安定度が高いと考えたようです。他の選択肢は元々「法度」にありません。「コアラブツクス」江戸検定手習帳上級編「江戸のいろは」より
問10江戸中期以降には、米価の低下が深刻化したため、諸藩では殖産興業政策を実施し、生産物専売をより独占して利益の獲得をめざしました。森藩の専売品は次のうちどれでしょう?
(い)紙 (ろ)明礬 (は)鶏卵 (に)菅笠
正解は(ろ)の明礬(博覧P326・329)
問11  天保7年酔った一橋家中の者が鍋島藩主の関札(宿札)を引き抜く事件があった東海道の宿場は次のどれでしょう?
(い)品川宿 (ろ)神奈川宿 (は)川崎宿 (に)戸塚宿
正解は(は)の川崎宿(博覧393)
問12 「親無し妻無し子無し 版木無し金も無けれど死にたくも無し」と詠み、六無斎と号した人は誰でしょうか?
(い)高山彦九郎(ろ)蒲生君平(は)伊藤信徳(に)林子平
正解は(に)の林子平林子平と(い)の高山彦九郎(ろ)の蒲生君平の3人は寛政期に活躍した優れた人物として寛政の3奇人といわれた。(は)の伊藤信徳は江戸の3吟のひとり。(博覧P159参照)
問13 「死ねば仏だ。仏に官も徳川もあるものか」と清水次郎長は清水湊に漂う榎本武揚軍の遺体を小舟をだして収容し手厚く葬りました。これに感銘を受けた人物は、明治17年博徒の一斉摘発で次郎長がお縄になった時、次郎長の釈放運動を行いました。全生庵に墓のあるその人物は次の誰でしょう?
(い)勝海舟(ろ)山岡鉄舟(は)佐久間象山(に)高橋泥舟
正解は(ろ)山岡鉄舟
問14 幕府は各宿駅で常備すべき人馬数を定め、人馬の利用にあたっては、賃銭を定めていました。参勤交代の大名のほどんどが適用されていた、賃銭は次のうちどれでしょう?
(い)相対賃銭(ろ)無賃 (は)御定賃銭(に)宿賃銭
正解は(い)の相対賃銭(博覧P24・25)
問15 鎖国政策の中で、日本とヨーロツパを貿易でつなぐ唯一の接点となった長崎・出島。滞在するオランダ人は10人前後で、出入りは厳しく管理されていました。では、この出島の広さはおよそどのくらいか。
(い)東京ドーム約0.1個分(ろ)東京ドーム約0.3個分
(は)東京ドーム約1個分 (に)東京ドーム約3個分
正解は(ろ)の東京ドーム約0.3個分。出島の面積は、約1万5000平方。東京ドーム4万6755㎡の約0.3分になる。第1回2級問57より。
問16 慶長20年閏6月発布の「一国一城令」により多くの城が破壊されました。その様子をフランス人日本学者パジエスの『日本耶蘇教史』に「かくて( )の城砦は、数日の間に破却し去られぬ」と。では(  )に入る数字は次のどれでしょうか?
(い)100 (ろ)200 (は) 300 (に)400
正解は(に)の400(博覧P39・40)
問17 中年寄以上の上級大奥女中の髪型は、礼装時が( )で、普段は椎茸たぼとも呼ばれる片外しにしていました。では、( )の髪型は次のどれでしょうか?
(い)おすべらかし(ろ)下げ上げ(は)しの字 (に)ちょんぼりづと
正解は(い)のおすべらかし(博覧P91・92)


<7月18日生まれの先人の言葉>
●山下俊彦(経営者・松下電器産業元社長)
 ・厳しい状況にあるからこそ、社内が団結し、新社長の色が出せる。花道(はなみち)論などナンセンス。
 ・リーダーというものは、部下に誇れる何かがないといけません。それがないと結局は部下の機嫌を伺うことになる。中途半端なゼネラリストは駄目です。一芸に秀でたものがあれば申しぶんないが、そういうものがなくてもあの人には我々にできない何かがあるという面が必要でしょう。
草柳大蔵(評論家・作家)
 ・君の花は、いま君がいる、そこに咲くのだよ。
 ・優れたライターほど、データを捨てる技術に長けている。