東京五輪のエンブレムをめぐって騒動が勃発。

◆今度は五輪エンブレムで、 欧州から次々”そっくり騒動”が話題になる。
 先週発表された東京五輪のエンブレムをめぐって騒動が勃発。ベルギーのリエージュ劇場のロゴデザインを担当したオリビエ・ドビ氏が東京五輪のエンブレムに構造などが似ていると主張している。どちらも「T」をあしらう。ドビ氏は自身のSNSに100通あまりの日本語のメッセージを受け取ったとしている。
I OC・マークアダムス広報部長は「まったく問題ではない」、東京五輪パラリンピック組織委員会・高谷正哲戦略広報課長は「問題ないと考えている以上特にどうこうということはない」、舛添要一東京都知事は「似てるといえば似ている」、菅義偉官房長官は「個人の主観によるものではないか」とコメント。東京五輪エンブレムのデザインを担当したアートディレクター・佐野研二郎は過去には江戸ワンダーランド日光江戸村ニャンまげやBooBoなどをデザインしてきた。大会のエンブレムについてオリンピック組織委員会IOCは世界各国の商標を参照、似たようなものがないか確認。ベルギーの劇場のロゴが商標登録されているかは分からない。

<7月31日生まれの先人の言葉>
 ●柳田國男民俗学者
  ・うずもれて一生終わるであろう人に関する知識を残すのが民俗学
  ・学問は結局、世のため、人のためでなくてはならない。
  ・学問をするならば活きた学問、目の前の学問から片付けて行かねばならぬ。
  *柳田國男記念館 http://www.sakai.zaq.ne.jp/duidq405/index.html
  記念館は2階建てで、柳田國男と松岡家(國男の両親、兄弟)の業績や遺作、遺品を展示している。兄の松岡鼎(医師)、井上通泰(国文学者、歌  人)、弟の松岡静雄(言語学者民族学者)、松岡輝夫(日本画家) などそれぞれが優れた業績を残した一流の学者・文化人であることがわかる。 柳田國男がもっとも有名であるが、國男を生んだ背景として、これら優れた親兄弟の存在があったことは確かであろう。

<本の紹介>
南方熊楠/柳田國男/折口信夫/宮本常一 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集14) http://d.hatena.ne.jp/asin/4309728847
・新潟のおせんべい屋さんが東京の女子中学生にヒット商品づくりを頼んだらとんでもないことが起こった!?
  http://d.hatena.ne.jp/asin/4761268476