8月1日は「八朔」(ブログ通算1300日・現在1300日継続中)

◆8月1日は「八朔」と呼ばれている。もともと、8月1日は、昔から「田実(たのみ)の節」でした。この日は農家では今年収穫された稲などを神様に供えたり、主家や知人などに贈って、豊かな実りを祈願していた。「たのみ」には「田の実」と「頼み」という二つの意味が込められていました。八朔の頃は、二百十日など台風が襲来する時期にあたります。この時期を無事に過ごせるようにと八朔の日に神様に祈願した行われるようになったようです。そして、天正18年の8月1日に徳川家康が初めて江戸に入ったことから、江戸時代には「八朔の祝儀」として盛大にお祝いが行われた。そのため、東都歳事記には次のように書かれている。
 『八月朔日 八朔御祝儀、(五ツ時白帷子にて御礼あり)貴賤佳節を祝す。(今日を田実(たのみ)といひて、往古よりの佳節とすれども、東都にては、わけて祝すべき日なり、天正18年8月1日、台駕はじめて江戸に入らせ給ふ、かくてぞ四海昌平に帰し、萬民鼔腹して樂しむにあらずや、神恩たれか尊み祝し奉らざるべき、公にも五度の佳節より、わけて祝はせらるるとぞ聞えし』この八朔の祝儀の際には、東都歳事記にも書かれているように装束は白帷子だったようである。この日に白帷子を着るのは、8月の「節」を「白露」ということによるようで、東都歳事記には次のように書かれています。元祿の頃、清原長須といふ人の編輯の中に、江城八朔の白かたびらは、八月の節を白露といふによるかといへり』二十四節気の「白露」に由来するもの。

<8月2日生まれの先人の言葉>
木下順二(劇作家)
 ・誰だって忘れたいと思うさ、いろんなつらいこと、不愉快なことは。忘却は民衆の知恵だっていう言葉もあるくらいだ。
中内功ダイエー創業者)
 ・国はつぶれないからね。企業はつぶれるから、リスクマネイジメントを考える。国は赤字国債をどんどん出して借金すればすむ。企業はそうはいかん。だから、情報に対しては企業は非常に敏感になりますよ。
 ・小売業は、お客様にものを提供する義務があるんです。ともかく早く営業を始める。それが小売業の使命なんです。
中坊公平(弁護士)
 ・人生とは長い道のりです。結果ではなく、そのプロセスにこそ喜びがある。
 ・立ち止まるのは最悪の選択である。世の中、先を見ようと思っても見えるものではない。見通しがないからこそ立ち上がり、一歩を踏み出すのだ。

<今日の雑感> 
◆全国的に広範囲で猛暑日となっている。確か今年は冷夏の予想であったはず。どうも、先月に三つの台風が太平洋高気圧を暖かくさせているようである。でも、いつまで続くのであろうか。勉強も捗らない日々である。