今日は小正月。東京都 新年度予算案 東京五輪・パラリンピックに重点 。

小正月とは、正月15日の行事である。または、望(満月)の日、または、元日から15日までの15日間ともされる。本来旧暦だが、明治の改暦後は新暦1月15日、もしくは、2000年からは成人の日(1月第2月曜日)に行われる場合もある。元日(または元日から1月7日まで)を大正月と呼ぶのに対してこのように呼ぶ。正月(字義通りには月末まで)の終わりとも位置づけられる。小年(こどし)、二番正月、若年、女正月(おんなしょうがつ)、花正月。返り正月、戻り正月と呼ぶ地方もある。
 古くはこの小正月までが松の内だった(この日まで門松を飾った)ものが、江戸時代に徳川幕府の命により1月7日の大正月までとされたが、関東地方以外には広まらなかった。この日の朝には小豆粥を食べる習慣があった。古くは『土佐日記』や『枕草子』などにも、小正月に小豆粥を食べたことが記されている。現在でも東北地方の農村などに、左義長の前に小豆粥を食べる習慣が残っている地域がある。これらの地域では、元日から小正月の期間中に小豆(あるいは、獣肉を含む赤い色をした食品全般)を食することが禁忌とされている場合が多い。繭玉をつくって養蚕の予祝をおこなったり、「道具の年越し」とし農具のミニチュアをこしらえ豊作を祈願する習慣が残っている地域もある。
 かつて元服の儀を小正月に行っていたということから、1月15日は成人の日という国民の祝日となった。しかし、2000年から成人の日は1月第2月曜日に変更されている。

<今日のニュース>
◆去年の全国の自殺者数 18年ぶりに2万5000人下回る。
 去年1年間の自殺者数が18年ぶりに2万5000人を下回ったことがわかった。男性は1万6641人、女性は7330人だった。最も多いのは東京都、次いで神奈川、埼玉となっている。
東京五輪 都内3会場が落札 膨らむ費用 結局いくら。
 2020年の東京五輪のために東京都が新たに整備する3つの会場について、3会場の本体工事費は約566億円だったが、周辺整備費などを含めると約1578億円にまで膨らんでいる。
◆東京都 新年度予算案 東京五輪パラリンピックに重点
 東京都、新年度予算案23年ぶり7兆円余、来月都議会に提案。東京五輪パラリンピックに重点、621億円計上。舟運の活性化に注力、新ふ頭整備を行うほか、羽田〜浅草などの航行を社会実験、交通手段の有用性を検証。観光船会社はレンタル自転車などと連携すれば船客も増えるのではと話す。都は船着場の待合所の整備も進める。また、ユニバーサルデザインタクシーの導入にも取り組み、補助金を設け4年後に1万台にするとしている。このほか、学習支援の居場所設置などの子供の貧困対策に680億円を計上している。