「小衆社会」。桜満開。

◆小衆社会(TBS・サンデーモーニングより)
 ベルギー・ブリュッセルのテロ犠牲者追悼集会に“反移民”集団が乱入した。世界でも同じ考え方が集まり排他的・攻撃的になる傾向がみられる。共和党候補を目指すドナルド・トランプ氏。過激な発言に批判が集まる一方で共感の声も衰えていない。慶応大学 政策・メディア研究科 田代光輝特任准教授はイスラム国に同調している人にとってはイスラム国は正義であり、排外主義を叫んでいる若者も自分の正義と思ってやっていると述べた。インターネットなどによる情報の細分化は大衆を分断し小さな小衆になっていく“小衆社会”が始まっていると分析した。
 寺島実郎さんはは街を歩いているとスマホなどで俯きがちな人が増えており、まさに視界が狭くなっているのではないか・全体という目配りを忘れてはならないとコメント。西崎文子さんは大衆社会も小衆社会も同調圧力に屈しやすいと指摘した。同調圧力を利用する人間も出現することの危険を訴えた。安田は世界を見たくて始めたインターネットが世界を拒絶させる危険もある。しかしネットを遠ざけることは違うと主張した。中西哲生は新聞を読むとネットでは興味のある情報しかみていないことに気づいたと述べた。岸井成格はインターネットにどうつきあっていくか、既存のメディアとの共存の難しさについて語った。またマスメディアの影響力が弱くなっていることを指摘した。

<今日のニュース>
◆皇居・乾通りの一般公開 サクラ満開 最終日も行列
 春の行われている皇居の乾通りには最終日の今日も多くの人が訪れた。乾通りの一般開放は満開の時期が遅れたため急きょ3日間の延長が決められ、午前11時までに1万7060人が訪れているという。
◆巨人3カード連続勝ち越し
 延長12回に立岡が勝ち越しの走者を向かい入れる二塁打を放った。広島3連戦に勝ち越し、これで3カード連続の勝ち越し。