皇居東御苑にみる江戸城。三味線。

皇居東御苑にみる江戸城
・大手三之門
 大手三之門は、別名下乗門と呼ばれる門で、此処で御三家・日光門主以外のは駕籠を降りなくてならなった。現在は、三之門前の堀は埋め立てられてしまっている。
・富士見櫓
 富士見櫓は、高さ16メートルの櫓です。どこからみても同じような形に見えることから「八方正面の櫓」とも呼ばれた。明暦3年(1657)の大火で天守閣が焼失した後は、その代わりとされたといわれている。天下祭りを将軍がここからみたともいわれている。
天守台 
 江戸城天守は、慶長・天和・寛永の3度造営された。現在の天守台跡には天和・寛永度の天守が建てられた。寛永15年(1638)3代将軍徳川家光が建てた天守は明暦の大火で全焼してした。現在の天守台は、前田綱紀により築造された。
・平川門
 平川門は三の丸の正門ですが、大奥への出入り口でしたので局門とも呼ばれた。また、罪人や死者などがこの門から城外に出されたことから不浄門とも呼ばれていた。その不浄門は、帯曲輪へ通じる曲輪門を指すとも平川門全体を不浄門と言うとも言われている。

<今日の江戸学>
◆三味線
 遊芸に欠かせない三味線は、織豊期ごろに誕生した新しい和楽器。石村近江は、江戸時代の三味線製作者。名工として知られる人物を輩出した。2代が京都から江戸へ下り、「江戸元祖浄本近江」を称した。11代が亡くなるまで続いた。初期に製作された三味線は特に「古近江」と呼ばれる。以後、大名や豪商の支援を受け、歴代近江は三味線界の中心として活躍。墓所は東京都港区三田四丁目の大信寺であり、「史跡 石村近江 江戸における三味線製作の始祖」との石碑あり。

<今日のニュース>
・巨人菅野が2試合連続完封!神宮8試合目“プロ初勝利”で再び単独首位。
ゴールデン街火災 不法侵入の疑いで男を逮捕。
 新宿ゴールデン街で発生した火災で出火直前に火元の建物に不法侵入した疑いで66歳の男を逮捕した。カメラの解析で不審な男の出入りが判明し、男の服装が出火後、職務質問を受けた男と似ていたため逮捕。男は当時、酒に酔った状態で倒れていてけがをしており、容疑を認めている。警察は火災にも関与している可能性があるとみて調べを進めている。