御宿稲荷神社。

<今日の江戸学>
大手町駅から北上し鎌倉橋を渡ると、そこには御宿稲荷神社がある。まさにJR神田駅近くである。天正18年(1590)、徳川家康豊臣秀吉の命により関東移封されて江戸入りした際に、投宿した郷士の家がここである。郷士宅に宇迦之魂命が祀られていたことから、のちに江戸幕府がこれを記念して同家の屋敷神に幕府が社地を寄進し、いつしか御宿稲荷と呼ばれるようになったそうである。なお徳川氏江戸入城にさいし、当地に三河国より臣下の永住する者が相つぎ、年とともに繁栄し、この地域を神田三河町一丁目(現在内神田一丁日)と称した。

◆江戸学セミナーに参加後、実家へ。いつもの週末ですね。