今日から5月ですね。どうなる?熊本城 ”重要文化財”の難しさ。

◆今日から5月。西日本を中心に気温が上昇し、全国296地点で25℃以上の夏日となった。また和歌山・新宮市や高知・四万十市では30℃以上となり、そんな暑さを凌ごうと各地で涼を求める人もでてきた。最高気温27.3℃を記録した静岡・熱海市では初島ところ天祭りが開かれ、冷たいところ天が振る舞われた。最高気温27.8℃を記録した京都市では夏の風物詩である納涼床が始まった。富山・黒部峡谷鉄道では全線運行開始され、人で賑わっていた。暑い中の草取りは疲れるものである。早朝より草取り。昨日に引き続き、そして水撒き。水不足の成果、若干、成長に陰りが見える。例年のこととはいえ、週末農業の欠点かもしれない。これから陽気が良くなると週末だけではどうにもならないのかな?仕方がないかな?明日から仕事ですね。連休中ですが、頑張っていきましょう。

<今日のニュース>
メーデー、各地で集会 全労連全労協が連携アピール
 メーデーの1日、各地で労働組合の集会があった。全国労働組合総連合(全労連)、全国労働組合連絡協議会全労協)の集会に双方の幹部が初めて出席し、連携をアピールした。東京・代々木公園での全労連の集会で小田川義和議長は「新たな歴史の一ページだ。戦争法案反対を通した共闘の前進だ」と述べた。全労協は東京・日比谷公園での集会で、一部の人に残業代を払わなくてよくなる労働基準法改正案への反対を訴えた。全労連の井上久事務局長も出席し、「要求の一致点を基礎に団結を広げたい」と語った。労働団体は連合などに再編された1989年から別々にメーデー集会をしており、連合は4月29日に行った。
◆どうなる?熊本城 ”重要文化財”の難しさ。
 一昨日、熊本地震による被害を確認するため熊本城のドローンでの撮影が行われた。天守閣の屋根の瓦は落ち土台はむき出しとなっていた。宇土櫓の一部「続櫓」も全壊、北十八間櫓も崩れ落ちた。飯田丸五階櫓はギリギリ残っている状態だった。熊本城調査研究センター・鶴崎俊彦文化財保護主幹もショックな様子だった。蒲島郁夫熊本県知事は安倍総理に熊本城再建をお願いした。
 天守閣の修理を終えたばかりの姫路城。櫓を修理する現場には江戸時代に造られた瓦もあり、使える瓦と使えない瓦の選別作業が行われていた。姫路城総合管理室では、耐久性に特に拘ったと話す。先月28日、奈良・平群町の山本瓦工業を取材。山本瓦工業では耐久性の高い瓦を作るため粘土などの材料にこだわっている。小林主幹は次の200数十年後の解体修理までは大丈夫と考えている。姫路城では瓦の補修だけで約4億円をかけていた。甚大な被害を受けた熊本城 天守閣は1960年にコンクリートで再建された。最近では木造で復元する動きが相次いでいる。愛媛・大洲城は戦後初めて木造で天守閣を復元した。高さ20メートル・4階建ての天守閣を木造で復元するには木曽ヒノキの梁材が必要だった。木曽ヒノキは長野・上松町から調達され、大洲城天守閣復元の総工費は約16億円となった。青森の弘前城は崩落の危険性が指摘され、3か月かけて400トンの天守閣を約70メートル移動させてから作業が開始された。また福島の白河小峰城は石垣が崩落してしまい、石垣を元通りに積み上げる作業が行われた。工事費用は約50億円にのぼる。熊本城の場合、専門家によると崩落した石は1万個以上、合計230億円かかるという。広島大学大学院・三浦正幸教授は10年くらいで復興していただきたいと話す。
◆きょうの入館料は熊本城復旧へ 小田原城天守閣 新装公開。
 耐震工事などを行っていた小田原城天守閣が新装公開。入館料は熊本城復旧に全額寄付。小田原市は熊本樹復旧の様々な取り組みを行うとしている。