不安を覚える茨城沖地震。

<今日のニュース>
茨城県沖が震源 震度3 相次ぐ地震、今夜も。
 午後10時51分頃、茨城県沖を震源とする最大震度3の地震が発生した。震源の深さは約20km、マグニチュードは3.6と推計される。茨城南部・沖合が震源地震は今月16日から相次いでいる。
◆熊本城 飯田丸五階櫓 鉄骨で支える工事開始
 地震で石垣が崩れた熊本城の飯田丸五階櫓は現在倒壊のおそれが指摘されている。熊本市は櫓下にアーム状の鉄骨を入れることにしていて、櫓の近くに移す作業が始まった。被害を調べ修復可能か判断することにしている。
◆日本でイスラム教に改宗 ダッカのテロにも関与か。
 日本人7人を含む20人が犠牲になったバングラデシュのテロ事件で、捜査当局がイスラム過激派に関わりのある重要な容疑者10人を公表。この中の1人が日本国籍を持ち、立命館大学の元准教授だということがわかった。男が教えていたのは日本経済や会社経営についてで、フランクで生徒に近いイメージだったと講義を受けていた学生は話した。
 バングラデシュで生まれ、ヒンドゥー教徒の家庭で育ち、元はイスラム教徒ではなかった。幼い頃から成績優秀で地元では特別な存在だったという。15年前に奨学金で留学し、立命館アジア太平洋大学に入学。2009年には国際会議で経済研究を発表し表彰されるほど将来を有望視されていた。2015年には立命館大学で准教授に抜擢、採用時にはすでに日本国籍だった。10年以上の日本での生活で、日本人女性と結婚し、イスラム教に改宗したのも日本だった。去年5月に当局が男の捜査を開始。捜査の手が伸びたからか、今年1月に姿を消し、大学も無断欠勤で解雇された。そしてテロ事件が発生、バングラデシュ当局は男とテロ事件の関係性について明らかにしていない。いっぽうでニューヨーク・タイムズは男が、武装勢力と過激派組織イスラム国を結ぶ連絡役をしていた疑いがあると報じている。
 地元メディアは、バングラデシュ当局が新たに4人を逮捕したと報じた。バングラデシュ当局は広く情報を集めるため、新たな防犯カメラの映像を公開した。