16日前
◆午前中、病院へ。午後から仕事へ。夕方病院へ母の見舞い。若干元気になり、直そうという意欲にひと安心。
＜今日の読書記録＞
天下大変⑥ 読書中
＜今日のノート＞
記述ノート
＜今日の江戸学＞
◆松代藩の藩校･文武学校は、八代藩主･真田幸貫が水戸藩の弘道館を参考に計画、安政2年(1855)に開校。漢学･国史･剣術･柔術･弓術･鎗術･礼法のほか、東洋医学･西洋医学や洋式軍学などを教授。数多くの教室･道場が遺されているが、幕府や他藩と異なり孔子廟がなく、同藩の先進性が伺える。
・概要 松代藩・八代藩主の真田幸貫は、文武の奨励を目的として、嘉永四年（1851）に松代藩の藩校である文武学校の建設準備にとりかかりました。九代藩主・幸教は、幸貫の遺志をついで学校建設に着手した。建物は嘉永六年（1853）に完成しました。しかし、藩主の居宅である花の丸御殿の火事などにより、開校は安政二年（1855）まで遅れました。文武学校の特徴は、他藩の藩校とは違い、儒教の教えを排除し、校内には孔子廟がない。また建築も簡素で、近代的な学校建築への過渡期のもの。
・授業
文武学校での授業は、文学（漢学）・躾方・医学・軍学といった文学のほかに西洋砲術・弓術・剣術・槍術・柔術の武芸がありました。武芸は、それぞれ弓術所・剣術所・槍術所・柔術所で学びました。また文学は、文学（漢学）を文学所で、軍学を東序、漢方医学・西洋医学を西序でそれぞれ学びました。武術はさまざまな流派があるため、流派ごとに教えていました。西洋医学・西洋砲術などを科目に取り入れるなど、当時にあっていかに学問水準が高かったかが伺える。
◆慶長7年（1602）10月18日、小早川秀秋が亡くなりました。21歳。木下家定の子で高台院（ねね）の甥。豊臣秀吉の養子から、秀頼出生後に小林川隆景の養子に。関ヶ原の戦いで西軍に属したものの、途中でねがえり、東軍勝利の一因となりました。徳川家康から備前、美作（みまさか）の50万石を与えられ、岡山城に移住。秀秋には跡取りがなく、備前・美作は収公、小早川本宗家は断絶となりました。
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＜今日の小池劇場＞
◆東京五輪・パラリンピック 小池知事 IOC会長と会談。
競技会場の見直しが浮上する中、IOCのトーマス・バッハ会長が今日11時頃羽田空港に到着した。バッハ会長は「いい話し合いができると思う。心配しないで。」「あなたの動きはとても愉快だね」と報道陣に声をかけた。到着早々、報道陣からはボート競技の韓国開催について質問が相次いだ。すると「私はあらゆる噂に関してコメントしない。組織委員会と都知事と話し合い、結果は後で伝えます」と答えた。バッハ会長は空港到着後、すぐに車に乗り込み都心方向へ移動している。後部座席にバッハ会長とJOCの竹田会長が乗っている。この後、バッハ会長はIOCのジョン・コーツ副会長とミーティングした。バッハ会長の乗る車は六本木のホテルを出た後、国立競技場の跡地を経由し都庁へと向かった。予定より10分遅れで到着した。
小池知事との会談は、全てフルオープンで行われた。小池知事は、サスティンブルなオリンピックにするためにあらゆる努力をするという所存と、調査チームがピックアップした3つのボート会場について今月中に結論を出すという意を示した。東京都の小池知事はIOCのバッハ会長と会談した。東京オリンピックに関しては都の調査チームが開催費用は3兆円を超えるという独自の推計を出している。中でもボートやカヌーの競技場の整備費用が当初の7倍に膨れ上がっているとして宮城県の競技場への変更が提案されている。小池知事は先月、宮城県登米市のボート場を視察し、復興五輪というのはパワフルなメッセージだとした。また、東京都は当初の海の森水上競技場の予算も200億円程度縮減できるという試算をだした。また、埼玉県の上田知事は彩湖での開催を受け入れる用意があることを表明した。彩湖は国が所有・管理をしているため施設整備には国土交通省の認可が必要になる。埼玉県議会議員連盟は彩湖を会場として利用できるよう協力を求める要望書を国交省に提出した。
小池知事とバッハ会長の会談では、小池知事は大会コストの削減に向けて競技会場の見直しも含めて検討していると説明した。バッハ会長も「もったいないことをしてはいけないという精神で今後も協力する」と述べた。一方で「ルールを買えないことが日本・東京・IOCの利益にかなっている。大幅にコストを削減できる可能性がある」とも述べた。そして、都、IOCと、大会組織委員会、日本政府の4者による協議の場を提案した。小池知事も早期の初会合開催の調整をすすめることで合意した。競技会場について結論を出したうえで4者協議へ入るとしている。
