豊洲市場問題 ”環境アセスメントやり直すと1年3か月程度” ”開場まで長期化の可能性”

<今日の小池劇場>
豊洲市場問題 ”環境アセスメントやり直すと1年3か月程度” ”開場まで長期化の可能性”
 小池知事は今日の記者会見で怒涛の100日間だったと振り返った。また豊洲市場についての今後の見通しについて小池知事はロードマップを作成しており、安全性の検証などのプロセスを経て判断を行うとした。豊洲市場では都が5年前に環境アセスメントを実施したが、当時あるとされた盛土がなかったことが明らかにされている。小池知事はアセスメントの評価書は盛土がない現状にあわせて変更する必要があると述べ、そのうえで手続きに要する期間として評価書の変更に留まる場合は1か月から2か月程度、評価書を作り直す場合は1年3か月程度かかるとしている。評価書については専門家の安全性の検証結果を踏まえ、都知事が審議会に意見を求めたうえで判断することとなる。また東京五輪の競技会場見直し問題をうけて開かれた4者協議の作業部会についてコミュニケーションの密度がぐんと高まることで前に進む状況は好ましいと評価。そのうえで4者協議で一定の方向性を出さないといけないと述べ、見直しなどについて今月30日に開かれる4者のトップ協議で結論を出す考えを示した。小池知事は100日過ぎたらあぶり出しから答えを出していく段階だとコメントしている。