阪神・淡路大震災22年

阪神・淡路大震災から22年を迎え、地震発生時刻の午前5時46分には東遊園地で黙祷が捧げられた。29歳の柴田大輔さんは2人の弟を喪い、現在は地域の安全の守り手になろうと消防団で活動を続けている。22歳で大学生の中村翼さんは震災の日に生まれ、母校の明親小学校で講演を行った。周囲に助けられて無事に生を受けた中村さんは「震災の日を、命の尊さを知ることができる誇らしい日と捉えられるようになった」と吐露した。